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招待
「燈火さんには繋がらないんですよね」
「燈火って所属は」
「陰陽局よ」
「うん、そうらしいからそこに連絡……」
「わぁ!何でいるの!?」
「あ、梅ちゃん!」
「扉しまってますね」
「なんなら、私の風の結界張ってますけど」
「私に結界は効かないの。それより、正式に招待が来たわよ」
「招待?」
「アナタ達が用がある陰陽局からね。私はその使い」
「でも、日ノ本さんって統括会じゃ」
「留学生よ。知らなかった?」
「教えてくれませんもん。同じクラスなのに〜」
「ソフィーさんはついこないだまで本当に平凡だったもの」