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錬金術師ティアのつくる話  作者: 新規四季
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脇役達は

時は遡る。


場面はティアが創世術師を倒したすぐ後。

横たわるティア、駆け寄るクレア。クレアは満身創痍で足を若干引きずりながら必死に駆け寄った。


ソフィーは蔦の猛攻が止み、それでも油断はしなかった。しばらく経っても静かなままで、砂煙が収まる。

聞き覚えのある声が叫んでいた。


クレアだ。


「ティア?ねぇ、ティアってば!!」


体を揺さぶるクレア。彼女のそばにティアの兄弟子と名乗った男がゆっくり歩いていく。


クレアは周りが見えないのか、肩に手を置かれ揺さぶられるまで彼に気付かなかった。


クレアの声でようやく自体を呑み込めた。

ブレット、リーナー、ミホ、ソフィーは互いを確認し、全員が無事だと分かるとホッと息ついた。



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