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錬金術師ティアのつくる話  作者: 新規四季
234/986

13

今回はショコラの背中に乗って空へ羽ばたいて行きます。

奇妙な光景です。まるで空に森があるかのよう。

絡みつく植物達を縫って飛行します。


ミルクは近距離防衛で、魔力の光線で道を作ってくれます。

そして、私たちを妨害してくる全ては不可視の風の手に寄って薙ぎ倒していく。


「うぉぉおおおお!!!」


下からはクレアちゃんの雄叫びが聞こえました。

後ちょっと届きそうで、厚い植物の壁は両手でこじ開けたように、創世術師までの道程を確保しました。


「今っ!」


この隙は逃せない。

ミルクが高速で創世術師の前に特攻し、翼を羽ばたかせ光の球体を複数浮かべ、相手の攻撃への迎撃準備を整えてしれました。


「ショコラ!転移!」


植物の壁はすぐさま閉鎖され、目の前は樹海の様になりました。しかし、関係ない。


一瞬目を閉じれば私達は創世術師と対峙しています。


今、目の前には朽ちた人形の様な創世術師が居ます。


ここだけエアポケットの様に植物はありません。


まるで、神聖な場所だと主張して様で。


「寂しいね、でも、ここまで来た。今度こそ、正真正銘、最後だ!」

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