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本当に錬金術師か?
「僕、どうしたのかな?どっから……でてきた?の?」
「何を言っとるか、お前だろう!我に命を与えたのは!」
「な、なにを言ってるか分かりません」
「お前創世術師じゃないのか?いや、しかし……」
「私は錬金術師!ドゥームズデイ・ブラック・シャドールの弟子にして娘!その名もティア・愛音・シャドールです!」
「そうか、愛音お前は何のために我の命を生み出したのだ。流行り気まぐれか?神になりうるものは考え無しと聞く」
「愛音呼びとは、珍しいですね。ええと、錬金術失敗しましたら君が……名前は?」
「そんなものない。失敗で我を?え、我失敗作?」
「ああ、いえ!そうじゃなくってですね、えーと、生命の雫を作ろうとしてたんです!」
「それで自我が生まれると思うか?」
「思いません」
「……どれ。ふむ、愛音お前起源の魔法を2つ持ってるな?」
「なんでしたっけソレ」
「本当に錬金術師か?」