表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
錬金術師ティアのつくる話  作者: 新規四季
148/986

アレは特別

「……大っきいです」

「そうでしょう!なんせ世界最大で、その名の通りの魔導図書館ですからー!」

「はい、凄いです!ネク様!」

「なんで意気投合してるんだよ。あんなにも緊張してたくせに」

「その偉大さの前に全て吹き飛びました」

「ティアみたいになってきたな」

「そうそう、君たちのボスはどこいったんだ?一応賢者からの依頼は終わりってことにしてあげたいのにさ」

「帰りました」

「は?」

「正確にはワープか、あれ?」

「私と違う魔法ッスからね」

「あの天才児と一緒のことが出来るのか……え、君達置いて?」

「ここでは錬金術出来ないそうで」

「まあ、急を要するがあせっても意味は無いからな。直感で正解を導いたのか」

「直感」

「自分みたい、か?」

「え、いやっ」

「その通りだと思うよ、魔力の繋がりがあるんだろうね。本来の数パーセント位の事は出来てもおかしくない」

「ティアさんって凄い人だ」

「常識外れなだけだろ。なぁ、基礎魔力の理解度を深めれる本は無いかって、痛てぇよ!」

「誰に口聞いてると思ってるんですか!!本来は謁見すら出来ない方ですよ!?」

「ええ、そんなに?」

「そうだぞ。もう君達はいいやってなってるけどな」

「大変な御迷惑を」

「ふふ、いいさ。君達には投資しておく価値がある」

「それは、なぜ?」

「いずれ色に匹敵するだろう。いずれ、ね。いいかいティアは、アレは特別だよ」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ