表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
錬金術師ティアのつくる話  作者: 新規四季
126/985

堕ちた人

「おめぇーアレだろ?ドゥームズデイ・ブラック・シャドールの弟子だろ?」


男の1人が私を見てそう言った。憎悪に歪んだ目でキツく睨み付けるように。


まるで何かの仇を見つけた様に。


「そうですけど、なにか」

『空間圧縮』


情報屋さん改め、トウカが杖を振るって喋りかけてきた野蛮そうな男に魔法を発動する。


その場がぐにゃりと歪み、野蛮そうな男は咄嗟に後ろに下がった。

その空間は一度魔法名通りに圧縮され、元に戻ろうと弾けた。


その衝撃で野蛮そうな男と、もう一人の男が数メートル吹っ飛び、無防備になった所をブレットが超速で詰めて殴り飛ばした。


流石に殴られて妖精さんを保持できず、空中に投げ出されたところをリーナーの風魔法で救出出来た。


「さて、人質はいませんね。悪人成敗です!」


「フッ、バブルの事も知らずにのうのうと」


「バブル?」

「相手の言うことに引っかからない!」

「優秀なお友達だねぇ。でも、お前のお友達って事を後悔するんだな」

「才能は孤独にしますよ。そして、我々みたいな末路を辿る。あるなしに関わらず、才能が近くにあるだけでね。今回は挨拶程度に、去りますよ」


「な、なんだったんだアイツ!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ