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錬金術師ティアのつくる話  作者: 新規四季
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襲撃

「待て」

「ブレット?」


「エサがないと思ったら盗まれてるな」

「コレはボスが怒るぜ」


「テメェら何モンだ!」

「人っぽくないわね」

「肌が紫。でもそれ以外は人間ですよね」


「人間、人間と言ったか小娘!」

「ええ、違うんですか?」

「明らかにそう呼ばれて不愉快に思ってるんだから煽るなあ!」


「ほう、速いな」

「なんてパワーだ」


「わっ、いきなり何っ!?」

「ティアさん、大丈夫ですか!?」

「ブレットのお陰でって、ソフィ、妖精さんは!?」


「お探しはコレかなぁ?」

「返してもらいましょうか」


「……森が枯れてゆく」


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