122/899
回復
「シャルディさん」
「な、何だよッ」
「邪魔はしないでくださいね」
「は?」
「ベットに妖精さんを寝かせてください」
「かなり弱ってんな」
「……私に出来ることは無さそうだな。せめて邪魔者が入って来れないように結界をはるよ」
「私はちょっと休みたいッスね」
「ミホさん、お疲れ様です。ええ、ゆっくり休んでください」
「ミルクショコラ、おいで」
「クォーッ!」
「ソフィに魔力を繋げれる?」
「ヨシッ、いい子です!リーナーは準備いい?」
「いつでもどうぞ」
「で、では行きます!」
「へぇ、綺麗ね。回復魔法っていうのは良いわね」
「ありえない……ッ。まるで司書様じゃないか!」
「上手く行きましたね」
「ええ、お見事です!さすがソフィです!」
「こ、この事は司書様に伝えさせてもらいます」
「そうね、その方がいいかもしれないです。お願いしますね」
「さて、じゃあ今日は一旦終わりだな」
「そうですね、流石に疲れました」
「……私」
「ソフィ、アナタは素晴らしいわ!だからそんな顔をしないで?」
「はい」