表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
錬金術師ティアのつくる話  作者: 新規四季
113/987

エンカウント

「広い所に出ましたね」

「静かにっ……!何がいる」

「何かって、なによブレット」

「人か?魔物か?区別がつかねぇ!」

「少し見せてください」



「ア゛ァアァ……」



「な、ブレット!今すぐぶっ飛ばして!リーナー、サポート!クレアちゃんは二撃目を!」

「あ、ああ!『受け継がれし血筋、憎まれべし根源の1つを解放せん』」

『保護せよ、彼は友』

『私を導け、野に芽吹く大いなる息吹よ』


「グァァア、アア……ガァルルアア!!」


「やばい、めっちゃこ怒ってる」

「ティア!どーすんの!?」

「あの化け物の足とも!」

「えっ!?なに!?」

「アレって妖精では!?」

「確かに、しかもこの世界の柱ですね。ところで、なんで私には指示をくれなかったのでしょうか?」

「情報屋さん……」

「いえ、これからはトウカと」

「トウカ、あのね、正直まだトウカが何できるかわかんなくって、それで、それで」

「今そんな事どーでもいいんだわ!!目的を決めろ!逃げるか?助けるか?倒すか?」

「ブレット、あと何分持ちますか」

「10分は気合いで持たせる!から、早く!」

「ええっと、えーと」

「ティアさん、落ち着いて。あの妖精は生きてるし、あの化け物はブレットを執拗に狙う」

「何でそんなこと、わかる、の?」

「私、見えた」

「あの距離なら行くだけなら、一瞬でいけるよ」

「ミホさん」

「フッ、さぁ、ティア。どうするの?」

「ならば決まっています。あの妖精を、助けましょう!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ