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仲間で友達で、家族だから
「いい?ドラゴン魔力は強力なの」
「……それはまあ、チョコレートやミルクショコラを見れば分かりますけど」
『話を折ってすまない。他にドラゴンを知っているのか?』
「…………。ええ、彼女、白夜の……」
「私のママ!ティア・愛音・シャドールは2人のドラゴンをたくみに操るの。……そういえば経緯は知らないなぁ」
「他に気になる点は?」
『いや、満足だ。ありがとう。いつか会ってみたいものだ』
「ドラゴンに感謝されるなんて」
「いつでも会えますよ。私達は仲間で友達で、家族だから」
『……ああ。そうだな』




