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いつか友達に聞いたお話をすこしアレンジ

作者: ルキア

これはある夏のお話です。

僕は祖母が経営する旅館へ夏休み、よく泊まりに行っていました。さほど大きくなく部屋も1、2階合わせて20部屋ほどしかない小さな旅館です。従業員は祖母を合わせ3人と少ない人数でした。

そのため、たまに僕も手伝っていたのです。

そんなある日の夜、あのお客様が来たのです

「予約した○○ですが…」

「はい、お待ちしておりました、お部屋のご準備ができております」

その人は、50代くらいのおじいちゃんでどうやら一人旅をしてるようでした。

そのお客様がお泊まりになってから約4時間立ったくらいでしょうか。祖母に手伝いを命じられてそのお客様のお部屋に行かなくて行けなくなったのです。

僕はとっても嫌でしたが祖母が大変そうなので仕方なく手伝うことにしました。言いつけられた部屋に向かっていた時、そこまで夜が深くないのにも関わらず物音ひとつ聞こえてきません。

いつもなら、お客様同士が飲みあったり、お話をしたりしてにぎやかなのですがその夜は線が切れたかのように静かでした。そのせいか、自分の歩く足音が誰かに付けられてるように思ってしまい、次第に早歩きになっていきました。そして、言いつけられた部屋についたそのとき、その人がいることに気がついたんです。

その人が僕に向かって言いました…










「た…た…タオルはありますか」って

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