表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
罠師で半異世界ライフ  作者: 閃光の茸丸
3/5

第1章2話 起死回生の大作戦

時は試験の発表があった日の夜。俺は試験で使う作戦を考えていた。


そうだよ。俺は罠師だよ!なにも正面から戦う必要はないんだよ。姑息に、闇討ちみたいな感じで倒しちゃえばいいじゃない。


この考えを思いついた時には俺は一人で小躍りしたものだが、肝心の作戦が思いつかない。


「あー、もう、どうしたらいいんだよっ!」

思わず机を蹴ってしまった。ゴスッという嫌な音がして小指な激痛がはしった。


「のわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!イッテェ!」

一人でぴょんぴょんと跳ね回る俺は、ベッドの下にしたに隠すように置いてある小型カメラの存在に気づくよしもなかった。



-------------

昨日に引き続き俺は寝不足の頭を抱え、作戦を考えていた。


なのになんでこうなった。


目の前には天使っぽい感じの金髪美女と、魔女っぽい雰囲気の黒髪美女だ。両方かわいい。


彼女たちは俺が人通りの少ない階段で作戦を考えていると、彼女たちがやってきて、俺にこの学校のことを聞いてきた。


職員のこと、構造のこと、生徒のこと。

俺がなんでそんなことを聞くのかと聞くと、うまい具合にごまかされた。人通り聞かれたあと、


「ありがとねーじゃあ、会えたらまたっ!」

「じゃあね」

といって別れた。黒髪の女の子の視線が少し気になったが、可愛いからまぁいいや。

あんなかわい子ちゃんがこの学校に来るとか、マジ嬉しい。


俺はホクホク気分で教室に向かった。


-------------


「えーでは、試験の対戦相手の発表をします。」

忘れてた…なんも作戦考えてないよ!

終わったー、詰んだわ。


だって俺の職業俺が訓練サボってたからそんな使える技も多くない。俺が使えるのはこんな感じだ。


罠師…土罠(ツチワナ)…落とし穴

土檻(ツチオリ)

土雪崩(ツチナダレ)

落とし穴は文字通り落とし穴を作り出す。

土檻は土でできた檻を作り出す。

土雪崩は土で雪崩を起こす。この技はとても強力だ。しかし、体への負担が大きいので連発はできない。


どんどんと、発表は過ぎていく。


「えーでは、12戦目、富沢悠馬さん対ゴンザレスさんです。」


終わったーー、負けたー。ゴンザレスとか職業粉砕屋で触れたものを全て粉砕してくあのガチムチ野郎じゃん。

あんな職業に勝つとか無理ゲーだわ。


距離とって落とし穴に落として土檻で蓋するくらいしか勝つ方法ないでしょ。


落とし穴を深く掘ったらゴンザレスも上がってからなしょ。

あいつ筋肉ばっかでジャンプ力なさそうだしww




あれ、これ、 名案じゃね…


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ