ストーブつけようかな
苦情は受け付けません
ドスの利いた彼女の声が真夜中の町に響く。
どすどすと軽い足取りでこちらに向かってくるホオジロザメのようなチンパンジーの雌がこちらに迫ってくる。
もちろん、人間だ。
秋田くぅん、と彼女の呼ぶ声が警報のようにに鳴り響く。
どしん どしんと震度3の地震を引き起こし、彼女が迫り来る。
もちろん、震源地は彼女だ。
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そんな彼女の追いかける物は、犬。
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彼は今おわれている。
彼の名前は秋田くぅん、身長170cmを超える、イケメンだ。
年収は一千万sasamiの高給持ちで、交尾を申し込んでくる雌は後を絶たなく、いつもメスにおわれている。
今もこうして、現代に生きるホモ・エレクトロスに襲われている。
彼は必死で逃げる、彼女の束縛を恐れて。
そんな彼の信念はすざましく、額が汗に浮かびながら、走る。
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彼女は頭が悪い、もはや彼女の頭は蟹みそと同等である。
そんな彼女は理由もわからないが秋田くぅんが逃げるから、追いかける。
やがて彼女はウサイン・ボルトの3倍はあろうかと言う早さで秋田くぅんを捕まえる。
首元をつかむと首が絞まるが、彼女は気がつかない。
彼の首はみしみしと音を立て、やがて彼が絶命すると、彼女は秋田くぅんの痔持ちのお尻を叩き、起こす。
このお話は、彼女、尾等 損極鵜と秋田 玖雲のお話である。