あとがき
約一ヶ月、この作品を読んでいただきありがとうございました。
比率をテーマにした恋物語、いかがでしたでしょうか? 自分はあまり言葉を知らないので伝えきれてない部分も多々あったと思いますが、お付き合いいただきましてありがとうございます。
恋、いわゆる相手を想う気持ち。 それは人によって様々です。 そしてなにより、人の気持ちなんて分かりません。 だってどんなに相手を想う気持ちが強くても、それを相手に全部伝えることは、おそらく不可能なんじゃないかな、と思います。
付き合っていても、結婚していても。 相手の気持ちを全て理解するのはとても大変です。 だからこそ、人は誰かを想い続けるのかもしれません。
……でも、想い続けるだけじゃ先には進めない時もあるかもしれません。 好き、と自分の気持ちを伝えても相手が本音を言うとも限りませんし。 どうしよう…… と考えて友達とかに相談して意見を聞いてみても、参考にはなるかもしれませんが正解ではありませんし。
自分は相手にどう思われてるか、なんてそう簡単には分かりませんからね。 だって自分の気持ちを他人が理解してるというのは難しいでしょ? なので僕は『どうしたらいいかなぁ』 なんて相談してくる友人にはいつもこう言います。
どうしたらいいか考える前に、お前はどうしたいの?
結局、正解を出せるのは自分だけですから。ああしようか、こうしようか、なんてグダグダ考えず自分はこうしたい! と思ったことをした方が、後悔は無いのかなぁ、と思ってます。
そんななか、この作品が出来たんですよ。 お互いを想う気持ち、見えないけれど確かにある想い。 その中で二人はどんな風に考えて、どんな態度をとるのか。 そういうのを表現した…… つもりです(笑)
そんなわけで無事? 『10÷2≠5』 終了とさせていただきます。 お付き合いいただき、ありがとうございました!
……ちなみに。 ネタ帳にはまだまだ話があるんですよ。 なのにここで終わる、ということはですよ。
新シリーズ、やらせていただきます(笑)
恋の話は『比率』から…… 『もしも』シリーズになります! もしかしたらこの作品の続編みたいなもの(が出てきたらネタが尽きたと思ってください) も書く……かも?
それでは『10÷2≠5』 完結です。
皆様、ありがとうございました!