《化蝶》●神話おもろい短編小説
ある日、一人の男が偶然、妙な幻術を習得した。
男は蝶に変身でき、自由に飛び回ることができた。
花々の間を飛び、幽かに漂う芳香を嗅ぎ、
街を掠り、俗世の人々と幻影を見た。
男はその後、次にどこへ行こうかとワクワクしていた。
突然、一人が飛んできて蝶を捕まえ、死ぬほど握っていた。
男は驚いて「なぜ蝶を捕まえるのですか?」
「早く体を返せ!もう人間なんて嫌なんだよ!」
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この小説は、中国の荘子(荘周)の《蝶の夢》によって書いたものです。
人間は蝶になり、自由自在な旅をでき、素晴らしいことではないでしょうか。
しかし、代わりに蝶が人間になったら、かわいそうですね。
なかなか人間なんてコスパが低いものかな?