表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
猫様と下僕  作者: はから
6/18

猫の気持ち3


 あら、どこか行くの?


 その恰好だと買い物かしら。

 

 そういえばあたしのおやつがもうなかったわね。


 買ってきなさいよ。


 ほら、スリスリしてあげるから。


 下僕なんだからわかるでしょ。


 期待してるわよ。











 遅いわね。


 下僕のくせに何をやってるのよ。


 あら。


 網戸が開けれそうね。


 下僕は出してくれなかったけど、ちょっとくらいいいわよね。


 中々重たいわね。


 これが外なのね。


 高いわね…。


 ここから先には行かないわ。


 陽当り最高ね。


 うとうとしちゃうわ…。



 何よ!


 せっかく気持ち良く寝てるのに!


 隣から聞こえるわね。


 ちょっとアンタ!


 …犬じゃない。


 ダックスフンドの春ですって。


 あたしは三毛猫のミーコよ。


 なんで外にいるのかって?


 自分で網戸を開けたのよ。


 そんなに褒めたって何もないわよ!


 









 下僕!


 迎えにくるのが遅いのよ!


 おかげであの犬に付き纏われたじゃない。


 なんで犬の飼い主に誤ってるのよ。


 あたしは悪くないわよ。

 

 開けやすい網戸が悪いのよ。


 ほら、早く帰るわよ。


 おやつはちゃんと買ってきたのかしら。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ