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猫様と下僕  作者: はから
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猫の気持ち2


 あたしは猫のミーコ。


 三毛猫のミーコよ。


 下僕に呼ばれてるけど行かないわよ。


 そ、そんな物出して!


 あたしのお気に入りのブラシじゃない。


 仕方ないわね。


 ほら、存分にブラッシングするのよ。


 そこじゃない…もうちょっとお尻のところ。


 そこじゃないわよ!


 








 下僕が呼んでる。


 何よその鞄。


 おいでーって言われても行かないわよ。


 その鞄に入ったら病院に行くんでしょ!


 絶対にあたしは行かないから!


 こないで!


 くるとひっかくわよ!


 

 捕まった…。


 下僕にしてはやるじゃない。


 ほら、ぺろぺろしてあげるからここから出しなさいよ。


 下僕なのにあたしの言うことが聞けないの!?


 ちょっと!


 病院は嫌なの!


 ねぇってば!










 痛かったわ…。


 下僕許さないわよ。

 

 呼ばれても絶対行かないんだから。


 注射とっても痛いのよ。


 だから病院は嫌いなのよ。


 ふん。


 撫でても知らないわよ。


 許さないんだから。


 え…手に持ってるのは美味しいやつじゃない!


 病院頑張ったからご褒美?


 下僕にしてはやるじゃない。


 ほら、早く開けなさい。


 …食べ終わったら撫でてもいいから早く。



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