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猫様と下僕  作者: はから
18/18

猫の気持ち9


 この子たちも大きくなったわね。


 撫で方は下僕より上手いわよ。


 そうそう。


 そこよ。


 こたろうと喧嘩した?


 アンタこたろうが嫌がることしたんでしょ。


 そういう時はごめんねって誤るのよ。


 そうね。


 ちゃんと誤れば許してくれるわよ。


 ほら、行ってきなさい。




















 あたしも長生きしたわね。


 思えば下僕と16年も過ごしてきたのね。

 

 あたしもお婆ちゃんになるわけよ。


 みんな立派になったわね。


 春、あんたは年長者としてしっかりするのよ。


 こたろう、雪。


 兄妹二人で仲良くするのよ。


 下僕、アンタは変わらないけどね。


 でもアンタが飼い主でよかったわよ。


 最後は久しぶりにベットに行くわ。


 あたしがいなくなってもちゃんとするのよ。


 アンタはパパなのよ。


 いつまでも泣いてたら化けてでてやるわ。


 アンタの撫で方ね。


 嫌いじゃなかったわよ。


 下僕。


 ありがとね。



お読みいただきありがとうございました。

これにて完結となります。


明日から別作品を掲載予定です。

全話予約投稿済みとなります。


コメディーですが…。

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