嫌な毎日
気まぐれで投稿いたしますw
「奴隷」それは物のように売り買いされる醜い人間のこと。
調べたら大体そう書いてあるだろう だがしかし、そんな奴隷の中に美しい奴隷がいた。
彼女の名前は"ラージア・ガミール”
美しい金髪の髪。透き通るようなパッチリとした青い瞳。目の横に花の小さな刺青。更に体格もよく、胸はFに近い。いいぐわいに細いウエストと足。
と、このようなナイスな顔と体を持ちながら「奴隷」....
さぞかし、売り買いの毎日なのだろう...。
と、思うがそうではなかった。ラージアはあまりの美しさに領主は手放そうとしなかったのである。
「ラージア...お前は美しいなぁ...」
そう言いながらラージアの体を舐め回すように触る領主
「っ...]
「また来るからな。ラージア」
と、言い残して狭い檻から出て行く
(いつまで続くんだろう、こんな毎日。前はお母さん、お父さんと楽しく暮らしていたのに。)
「ちょっとぉ...その奴隷。」
っだ、誰だろう...。
牢屋の中にきらびやかなドレスで牢屋に入る領主の妾の達
「お前、奴隷のくせに領主様に気に入られてんじゃないわよぉ」
あぁ、またか...
「お仕置き...かしらぁ??」
ムチを取り出す妾
ヒュッ ビシィイ!!
ラージアの体に痺れるような痛みが走る
「いっー...」
「っきゃははは♪痛がってるわよぉ~?」
「ほんとぉ、もっと痛めつけてあげましょうよぉ♪」
ビシィィイイ!!ビシィイイ!
......。
(あぁ、いつの間にか気絶してたのかぁ。領主様も居ないし...よかった...)
いつもの牢屋、いつもの窓からの景色....。
いつ見ても、やな景色。
「あれぇー?君、どうしたの?」
「っふぇ!?」
そう言いながらラージアの顔を覗き込む一人の若い男
「あ、貴方...だ、誰ですか!?」
「えへへ♪こんにちわ、俺はナナシ。」
そう言って、微笑む男
「暇だから来ちゃった。」
読んでいただきありがとうございました!