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プロローグ

剣術…


んなもんクソ喰らえだ!


この平和な日本にんなもん使う機会などない。真剣を使って人を殺す時代はとうに過ぎ、今は許可なしに帯刀するだけで捕まってしまう。


さらに、銃という飛び道具が主流の武器となり、剣術は廃れてしまった。



魔法…


んなもんいるか!


使えると人に言ったら馬鹿にされるか、病院を進められるだろう…仮に信じたとしても異怖の目で見られ、化け物扱いだ。


隠しながら使っても人生がつまらなくなるだろう…


予知の魔法を使えば、競馬などで嫌というほど稼げるし、そもそも魔法を使えば金そのものを複製できる。


何を目的として日々生きていくのだろう?


俺はただ普通に生きたかった……だが、生まれたときからそれは叶わなかった…



宗我玄治そうが げんじ


俺の父にして宗我流小太刀二刀術の三代目師範


人知を越えたイカれた流派で、銃が相手でも剣で勝利する事が可能である。


妻と剣術を溺愛し、その業を後世に残すために、一人息子の俺に修行を強要した。



母、エクリア・宗我。


一見すると金髪碧眼の普通の外国人だが、驚くことなかれ、彼女は高位の魔法使いである。


魔女界。完全にこの世界とは別世界で、魔女しか住んでおらず、世界樹ユグドラシルと共に暮らす平和な世界。この世界でエクリアは1、2を争う程の魔法使いであった。たが、その性格は自分勝手で、我が儘。その性格のままに好き勝手に生きてきた彼女は、異世界…それも男に興味を持ち始め、世界を渡る魔法を研究し始める。それに気がついた他の魔法使いは止めるように忠告するが、素直に聞くようなタマじゃない。結局力ずくになり、数人の魔力と自分の魔力がぶつかり合い、爆発。その時に起こった爆発でこの世界に来ることが出来た。そしてエクリアは森の中に倒れているのを修行中の父親に保護され、惹かれ合い、俺が生まれた。


耳にタコが出来るほど聞かされた話である。


通常、魔法使いは女しかいない。魔法使いはユグドラシルから産まれ、女しか産まないからである。魔法使いとは一定量の魔力を持つ人のことを指す。


しかしそこで異変が起こった。


本来交わるはずのない魔女の女が交わり、子どもを宿したのだ。そして産まれた子は自分と同等以上の魔力を持った男の子だった。


つまり、史上初の男の魔法使いの誕生である。


エクリアは大いに喜び、自信の知識を子に教えた。



そんな両親の教育方針により、昼は魔法と剣術の鍛練。夜は睡眠学習としてあらゆる基礎知識の学習という地獄の日々を過ごし、また妙なオカルト集団に追っかけられ、逃亡生活をしていた、家族の一員が。俺、宗我悠斗である。


しかし、鍛練と逃亡の日々は突然終りを告げた。両親が死んだのだ。


普通悲しむような出来事だが、親不孝にも俺はガッツポーズをしていた。あの人の心が欠片もないような鍛練内容から解放されるならば当然の反応だろう。


両親の死に紛れ、自身と言う存在も隠蔽し、死んだという事にし逃亡生活から一転、やっと自由という切符を手に入れた俺は人里に下りてきて、かねてからの望み。普通の平和な生活を手にした。


当初、戸籍や住処などの問題があり、主義に反して、魔法に手をつけてしまったが、住処も決まり、高校に入学し、ようやく落ち着いた16の5月…


もう二度と魔法を使わず、普通に生きていこうと誓うも、その望みが見事に壊される事を、このときはまだ、知るよしも無かった。

新連載!!


悠斗「……おい、ラブコメはどうした?」


いや〜折角友達と考えた設定だからこれを書いて載せてみようかと…。平行作業だね!


悠斗「ふぅ〜この駄目作者の駄文製造機が!」


ひ、酷い…


悠斗「キリキリと読める文章を更新するようにしろ」


頑張りま〜す…


悠斗「こんな駄目作者だが感想を書いてやってくれ…お願いする」

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