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第一話 お前は誰だ?

連載頑張ってます。よろしくお願いします。


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人が変わる時は一瞬なんだなーと人生で一番痛感している。カーテンの隙間から朝日が差し込む、薄暗い脱衣所の中で三枚鏡の洗面台の前で知らない青年・・・変わってしまった俺と向き合っていた。


「誰だお前は?」


そうつぶやいて叶わないであろう淡い希望を胸に右手をゆっくりあげてみる、目の前の青年もおなじく右手をあげる。鏡としてそうなってくれないと困るのだが、今の俺のにとっては一番欲しくない物だ。


朝っぱらから一体なにを語っているんだ?と思うだろう、朝起きるのが大の苦手な俺が寝起きの頭脳で語っているので勘弁してほしい。


さっきまでは平穏な一日がはじまると思っていたのがいきなりこの状況。混乱しないはずがない、が一旦自分の頭を整理するためにも起きてからのことを思い出してみよう。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ジリリリリリリ!


唐突に目覚まし時計のベルが朝の静寂を破ってけたたましく鳴り響く、そして俺は安らかな夢の世界から強制的に現実へと引き戻された。まだ寝たい、そう思い「あと五分」と寝起きでガラガラの弱々しい声で誰に対してというわけでもなく言い、掛け布団を頭の上まで引き寄せその中にもぐり込む。


モフモフした山の形になったがそんな事で目覚まし時計のベルの音ををカットできるわけがない。このままグダグダして学校に遅刻すれば体育担当の怖い教師に絞られるだけだ。少しの時間葛藤した「モフモフ」は結局被っていた布団を胸まで下ろした。


「ふぁあああああ」


気怠い全身で大きな伸びと盛大なあくびをする、上体を起こそうと思って目を開くと天井がいつも見ていたものと全く違うことに気付いた。あといつもドタドタと騒がしく起こしに来るはずの母親の声も聞こえない。


この時点で気づくのがだいぶ遅かったのだが、その時の俺は焦らず上半身を起こし周りを確認、危険な状態では無いか判断して前から言ってみたかった台詞を冷静に言い放った。


「・・・知らない天井だ」


自分がどうなったのかは知らないがシチュエーションには大いに満足できたことで、ようやく置かれている状況を調べ始めたのだった。ここまで俺が大胆になれたのは寝起きだった事が大きいと思う。


気を取り直して何もかもが変わってしまった我が家を捜索してみた。一階から二階と隅々までじっくり調べてみたが、縛られていなかったことや玄関のドアに鍵がかかっていなかったことからしても別に拉致されたわけではなさそう。家の構造が360度変わっている事くらいしか分からなかった。


俺の気持ち的には、綺麗ではあったが狭かったアパートが一夜にして広い一軒家になっていたので動揺というよりもむしろ喜びの方が大きかった。


この家は二階建てで、一階にはキッチンや風呂場、リビング、ダイニングなどがあり、ニ階には俺の目覚めた自室や物置などがあった。俺は何LDKかとかの知識は全くないので分からないがトイレは一階にも二階にもちゃんとあった、これは大事なこと。


家の中の捜索が終わったとなれば次に確認するのは外、家の外に出ると崖の上にポツンと一軒家という事もあるかもしれない。そうなったらもう詰みだが。


ともかく確認してみれば分かる、ともう一度2階の自室に戻って邪魔なカーテンを手ではらって窓を開けて身を乗り出してみた。朝日が眩しくてとっさに目を閉じたが、慣れるとゆっくり開いていった、そこには俺が予想もしてなかった景色が広がっていた。


「ここは・・・」


俺が言葉を失うほど驚いた理由は二つあった。一つ目は普通の理由、いつも自室の窓から見ていた住宅街の景色とはあまりにも違っていたから。朝日を反射してキラキラ光っていた街が綺麗だったことも原因かも。


そしてもう一つはと言うと、中学生くらいにやり込んでいたオープンワールドアクションRPGの『勇剣学園』で出てきた主人公の部屋から見た街の景色と自分の目に映った光景があまりにも似ていたからだ。


正確にいうと()()()()ではなくそっくり同じだった。例えば真ん中にある湖に浮かぶ大きな白亜の城の形や角度、それを取り囲むように円形に並んだ中世ヨーロッパ風建築でできた貴族の屋敷の位置、さらにそれを囲む現代日本にあるようなビルや建物が並んだ、住宅街の屋根や商業区の看板。


何回も見た光景は今も瞼の裏に焼きついている。ほぼ確信していたがまだ確証がないので俺がゲームの世界にいるかもしれないということは仮定にする、ゲームの世界なら正円形の壁に囲まれたこの都市は()()()しかない。その証拠に今見えている店の看板はそのまんまゲーム内で登場していた。


(俺はゲームの世界に来てしまったのか!?)


起きてからこれまで見た情報から得られる結果はそれしか可能性がない、じっくりこの風景を見るとさっきの仮定がしっかりとした確信へと変わっていく。そう、異世界転生や転移と言われる小説やアニメなどではお馴染みの展開だ。


主人公に転生して無双してみたり、チートキャラになって圧倒的な力で世界を救ったり、可愛い女の子たちに囲まれまったりスローライフを送ったり・・・。


挙げればキリがないがつまり自分がそういう事を出来るかもしれないという事だけは分かっていた。だんだん興奮で体が熱くなり、朝にも関わらずいつに無く活発になる。そうするとやはり気になるのが自分が転生したか転移したか、転生なら誰になったかだ。


今までまだ自分は前世(と言えるかわからないが)のままだと思っていたので顔なんて見る余裕がなかったが、今となっては最重要事項だ。洗面所には鏡があるはず、そう思って走って洗面所に向かった。


「主人公転生か?いや主人公じゃなくても良いけどせめて強いキャラに!」


大体の作品でもそうだが、大抵の場合主人公はどのキャラになったかで自由度が決まる。つまりこれかの人生を決める大事な事なのだ、しっかりしなくてはと思えば思うほどイケてる自分を想像してニヤけてしまう。


はっ!いかん、気を引き締めなくては。


きっと大丈夫だと自信を持って洗面台に辿り着いた、洗面所までの道のりを遠く感じるほど緊張していた。期待を胸に鏡の前に立ち呼吸を整える、覚悟を決めて大きく息を吐きながらゆっくりと顔を上げていく。鏡に写っていたのは・・・


「誰だお前は?」


目の前にいたのはまさかの全く知らない人だった。驚きで一瞬フリーズするが頭はフル回転する、がいくら記憶を探してもゲームに出てきたキャラクターにこんなのはいなかった。だが主人公でもない、主人公の顔なんて覚える次元を超えて魂に刷り込まれているほど記憶に残っているから忘れるはずもない。


目の前にいる青年は脳裏に浮かぶゲームのキャラクターの面々とは全くと言っていいほど当てはまらない顔をしている、つまり悪いように言い変えるとただのモブ。


信じられない、と最後の希望を持って震える右手を動かしてみると目の前にいる男は同じように力無く右手を動かした・・・というのが起きてから今に至るまでの話しだ。


「何でモブなんだあああぁぁぁ!!」


絶叫。


結果は残酷だ、あまりのショックに一人洗面所で崩れ落ちる、よりによってモブ転生ルートに入ってしまったのだ。俺にとってこの結果はやはり受け入れ難い・・・人間欲張りすぎるのはよくない、よくないと言い聞かせようと思うのだが何か特出した力を持ったキャラクターの方がやはり良かったと思ってしまう。


せめてもの救いと言えるか分からないが容姿は赤目黒髪の整った顔だ、体の方もスタイル抜群で少し細身ではあるがゲームに出てくるキャラクターと張れるくらいはかっこよかった。だがそれだけであって肝心な力が弱けりゃこの世界を生きるには厳しい、ガッカリしながらトボトボ歩いて自室に戻る。


自室のドアを閉めてさて何をしようかと言う時、ふとこの体のこの歳までの記憶はどこに行ったんだ?と疑問に思った。その瞬間その疑問に呼応するかの様に突然何かが脳の奥から浮き上がってくる感覚、さらに激しい眩暈と頭痛が襲ってきた。


「うっ!」


あまりの痛みにその場にうずくまる。痛みで目の焦点が定まらないが、何とかベッドまで四つん這いで辿り着くと力尽きるようにベッドにうつ伏せになる。壁に掛かった鳩時計がチラッと目に写ったのが最後、ズキン!と大きい痛みが襲ってきて俺は気を失った。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


パッポ!パッポ!


どこかで鳴く鳩の声が聞こえている。ん?鳩?


うっすらと目を開けるとカーテンの少し空いている所から丁度俺の目に光が差し込んでいる。少し眩しいので起き上がってカーテンを閉める、その間にさっき起きた事を思い出し最後に目に入った時計を見てみる。


時計は俺が見た時から数分が経っていた。今は針が八時ちょうどを指していて可愛らしいおもちゃの鳩が出入りしている、家に鳩が入り込んだかと一瞬思ってしまったよ。


さっきの頭痛は嘘のように無くなっていてむしろ少し体が軽くなっているくらいだ、しかし俺が思う頭痛の前と後で一番大きく違うことはこの、さっきまで無かった記憶だろう。


こんなこと人生で初めての出来事なのでここからは推論だが、さっきの頭痛は体に馴染み始めたことでこの記憶が頭に入ってきた事によるものだと思う。一人の人生を記録するための脳に二人分の人生の記憶が流れ込むと脳も流石にキャパオーバーになってしまうだろう、と思ったのだが俺の記憶は欠落せずに残っていて二人分の記憶を見る事ができる。


俺の脳に一体何が起きたんだ。


さて、自分の状況を知るためにその記憶を見ていってると中学生くらいの記憶でふと気になる事を見つけた。この体の持ち主がよく遊んでいる親友の男の子がいるのだが、彼がこのゲーム世界の主人公にヒジョーによく似ているのだ。


だが主人公と一緒に遊んでくれる人間がいるという設定はゲームには無かったし(主人公の人が悪いから友達がいない訳ではないので安心して欲しい)。


「それに友人になるキャラが登場するのは学園に入ってからのはずじゃなかったっけ?」


最近の記憶をより多く掘り返してみるとその幼馴染は主人公と名前も顔も同じ、さらに会話の情報を見ると今日がゲームストーリーの最初の日、つまり主人公がこれから通う学園の入学式がある日だった。


それにどうやら俺はその学園の試験を主人公らしき人と一緒に受けたらしく、合格したので共に学園に入学する事が決まっているというのだ。この時点でもうこの幼馴染は主人公と思っていいだろう。


それになんだか一緒に登校する約束までしている、主人公が後少しで俺の家へ訪ねて来るらしいのだがこんな描写はゲームにはなかった。どうやら俺が存在していることによりゲームのシナリオが多少変わってきているらしい。


「幸い約束の時間まで余裕があるからまだゆっくりできるな」


ピンポーン!


余裕があるしまだ慌てないでいいな、とゆっくり準備を始めようとした矢先にインターホンが鳴った。


「誰だ?こんな朝早くに」


俺は今パジャマ姿だし朝飯も食べてないがまさかもう来たなんて事は無いよな、と思いながらドアを開けるとそこには・・・。


「おはよう、勝義(まさよし)


玄関の前には俺と同じくらいの年齢で学園の制服を違和感なく着ている青年・・・俺が知っている顔と同じゲームの主人公が立っていた。


「お、おおお、おはよう!」


動揺もあるのだがそもそも全く知らない人に馴れ馴れしくするのも抵抗があり、挨拶が変になってしまった。いくらこの体の持ち主が仲良くてもいきなり主人公と話せるわけがない、俺は記憶を二つ持った一応別人だからな!


「ん?どうしたの?」


う、主人公が早くも違和感を覚え始めている。なるべく自然な感じで会話した方がいいのか?でもどうせ、僕転生しましたなんて話は誰も信じないだろ・・・けど一応前の俺を真似て喋るか(小心者)。


「いや、あーその・・・約束の時間よりだいぶ早いね」


「だって今日は入学式だよ、張り切りすぎて眠れなかったくらい楽しみにしてたんだ!」


目の前にいる楽しそうに話す彼の名前は「(つるぎ) 勇星(ゆうせい)」、後に勇者となる男である。身長は高すぎず低すぎず普通で、黒目黒髪の整った顔をしていて目が若干垂れ目なのが見る人に優しい印象を与えてくれる。


その性格も勇者の鏡というか顔の通りというか、困っている人を何が何でも助けようとする優しさを持っている好青年だ。その反面他の人の言葉に簡単に流されないちゃんとした意思を持っており、生徒や先生だけでなく多くの人から好かれ信頼される。


「て言うか勝義まだパジャマだ!早くきすぎちゃった・・・待つから家上がらせてもらっていい?」


「いいけど靴脱げるか?いや、ちょっと暗いな」


「そうだね・・・ちょっと待ってて、スマホのライト点けるから」


玄関が暗かったので電気をつけようとしたが暗すぎてスイッチが探せない、暗がりを目を凝らして手探りで探していると勇星がスマホのライトで照らしてくれた、優しい。


ん?この世界の文明レベルがどうなっているかだって?


このゲームの世界では魔法と科学の融合した学問である『魔法科学』が大きく発展しており、現代日本にもあるスマホやパソコンは勿論のこと、車やさらには新幹線や飛行機までもある。俺の元いた世界と大きく違うところがあるとすると、動力が電力ではなくこの世界の万能エネルギーである魔力という事だ。


魔力は万能で多くの場所に使われているけど実は今もその性質は半分も解明されてないらしい、そうであっても十分に役に立っていて大陸どこでも魔法科学によって動いているような世界なのだ。


この世界の大国の一つであるサイアン王国はその技術力で国境を接しており古くから人類と争っている魔族の国、魔国と数千年間という長い間戦争を繰り返して来た。


その中で魔族に対抗する人材育成のための先進的な教育機関として学園を設立し、そこで次世代の戦力を多く育ててきた。だが魔国との争いは年々激化していっており、魔国は王国の根幹を潰すべく学園へと狙いを定める。


そんな時期に主人公は学園に入学し、学園に攻めてくる魔族に対抗する・・・という物語だ。魔法学園や城だけでなく国中を移動できるワールドマップや百近くの魔法やスキルによるキャラビルド、個性的な能力や性格を持っているキャラクター。


勿論やり込み要素も多くありその虜になった人も少なくない、その一人である俺はゲーム仲間と共にスキルや魔法などの全てを纏めたサイトを誰より早く書き終えたという自慢もある。


「ねえ、早く着替えて学園へ行こうよ!」


勇星は今から待ちきれなくなったのか俺のパジャマの袖を引いて急かしてくる。


「わかった、急いで準備するけどまだ朝飯も食べれてないんだ」


ソワソワする勇星にはリビングでテレビを見ながら待ってもらい、その間に俺は急いで準備をする。二階の自室に上がって学校指定のカバンを持って必要なものを取っていく。


そして洗濯されハンガーに掛けてあった新しい制服を着る。制服は白色のブレザーで肩のところに剣と杖が交差した校章が付いている、ネクタイは赤色で胸にはポケットがついていてそこに学年を示すバッジを付けるらしい。


一階に降りて洗面台の鏡を見てみる。うん、似合ってるんじゃないか?リビングに戻ったら入学案内のプリントを見ながら自室から持ってきた物をカバンに詰め込む、そして朝食のパンを焼いてそれを齧っているとそれまでリビングでニュースに見入っていた勇星が話しかけてきた。


「しっかりとステータスの隠蔽はした?」


「ん?何だそれ?」


身に覚えのない確認に一瞬戸惑う、もしやゲームみたいにステータスも見れるのか?でも今視界にはそれらしき物は全く表示されてない。


「ええ!まさかそのステータスのまま行くの?まずいよ、鑑定されたら流石に問題になっちゃう!」


何を大袈裟な事を言ってるんだ。君じゃあるまいし学生のステータスでそこまでなるわけないでしょ、と内心では思いつつも小心者なのでやはり気になってしまう、なので記憶の中にあったステータスの出し方を実践してみる。記憶を見る限り隠さなきゃいけないことなどないはずだ。


と思っていたんだが。


「こりゃステータス隠蔽しないとまずいな・・・」


     名前:鶴金 勝義

   大魔導師:レベル99.9999999・・・

     体力:10000/10000

     魔力:10000000/10000000

     知力:SSS級

     魔法:【五属性魔法SSS】【光・闇 属性魔法SSS】【時空属性魔法SSS】【結界魔法SSS】【身体強化魔法SSS】【聖属性魔法SSS】【回復魔法SSS】【神域魔法S】【重力魔法SSS】【召喚魔法SSS】【死霊魔法SSS】【契約魔法SSS】【付与魔法SSS】【鑑定魔法SSS】【精霊魔法SSS】【古代魔法SSS】

     スキル:SSSスキル

        【魔法大全(まほうたいぜん)】【魔導書(グリモワール)×3冊】【魔力支配】【魔法上換】【魔神剣】【神眼】【剣・盾・槍・拳・斧・棒・弓 術『仙人級』】【音光速】【竜化】【多層・立体 魔法陣】【空筆第五】【魔神化】【限界突破】【波操作】【核操作】【神封じ】【改変】【ステータス完全隠蔽】【ステータス完全擬態】【悪魔軍召喚】【精霊軍召喚】【天使の微笑み】【天翼】【全鍵無効】【魔神の威圧】【竜王の威圧】【感知《極》】【裁縫神】

         Sスキル

        【山斬】【海斬】

         Aスキル

        【睡眠回復】



こりゃ親友も心配しますわ、こんなあからさまにやばそうなスキルの羅列は見た人がたとえそのスキルを知らなかったとしても恐怖だろう。悪いことしてないのに冷や汗が背中を流れていく、それもスキルの効果や魔法の威力などをよく知っているからこそさらに分かる、分かってしまう。


「ああ、しっかりと隠蔽しておく」


俺は震える声で返事をしながら、ステータス画面を【ステータス完全隠蔽】で隠したその上で【ステータス完全擬態】を使い職業と数値とスキルを変える。この状態になるとSSSランクの鑑定スキルか鑑定魔法を持つ鑑定士でなければ分からないだろう。


「だね、SSSスキルをその年で三個はまずいよ」


あれ?勇星に全てを見せてないのか?でもこの体の記憶の中でもこんな感じでは無かったはずだが・・・一体どうなってるんだか。それにしても勇星が俺の本当のステータス見たらどんな反応をするんだろう?少し気になるがそんな軽い気持ちで見せれないステータスだからな・・・


俺の準備も終わり二人でカバンを持って玄関に向かう、靴は見てなかったが靴は学校指定じゃない様だ。玄関にあったのは新品の黒いスニーカーだった、勇星はさっきは暗くて見えなかったのかかっこいい、と呟いていた。


「よーし、じゃあ行くか!」


靴を履いてドアノブに手をかける、ドアノブに手を置いて一回後ろを向く。


「うん、楽しみだね」


勇星も準備万端の様だ。思いっきりドアを開いて玄関をでる、空は雲がまばらにあるが晴れで入学式にはぴったりの天気だ。それに周りを見るとゲームでも見たことのある街並みが並んでいて、これからこの世界で生きていくのだと思うとワクワクしてくる。


そういえば俺の家から学校への道を知らないけど一体どっちに向かうんだ?まあ勇星について行けばいいかと思ってたがあれ?入学式って・・・何か起こったような気がする。

誤字脱字あれば修正お願いします。いいねと星つけてもらえると嬉しいです!


投稿は定期的にしたいと思ってます。よろしくお願いします。

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