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繋がる雨

『君達には期待させて申し訳ないが、晴希はもうこちらでは生活出来ないと思う。』



その言葉に種岡が

『でも、生きてるんでしょ!

また会えるんでしょ?』

と必死に問いかけた。



『そうだね。

今はトキさんが身動き取れないから、もう少ししたら相談してみるよ。』



『あの、トキトウさんは何者なんですか?

本当に晴希は安全な所いるんですか?

銃を持っているし、俺達の情報は筒抜けだし、信用していいか正直不安です。』

俺は思ったままメッセージを送った。



このままじゃ、世間もトキトウさんも全て信用出来なくなる。



この人の言葉を鵜呑みにするわけではないが、ちゃんとした説明がほしい。



『トキさんは、ナノチップを開発した張本人だよ。』



「えぇ!!」

その一言に、俺達は驚いて声を上げた。


周囲から視線が集まる。


すみませんと小さく頭を下げ、2人で顔を見合わせる。



『そんなに驚かなくても。』



『驚きますよ!』



『ごめん、ごめん。

とにかく、開発者だから政府に居場所がバレたら終わりなんだ。

だから、今は身を隠している。


あの銃も命を奪うものじゃない。

ナノチップを取り出すものなんだ。


それに、君達の行動が筒抜けなのも開発者だからこそ、ナノチップを操作出来た。

そう言ったら納得してくれるかな?』



確かに開発者と言うなら、いろいろ納得出来る。


しかし、言うだけならいくらでも言える。




そう考えるいると、俺達の前に犬がやってきた。

種岡は迷わず頭を撫でる。

そして、種岡に咥えていたものを渡す。



「突然すみません。

普段人見知りするんですけど、あなたには懐いてるみたいで。」



そう話したのは、犬ではなく、犬のリードをひいていた男性だった。



その犬は、俺達をトキトウさんの元まで案内してくれた犬だった。



そして、種岡の手の中にはコーララムネ。


「よかったら受け取ってもらえませんか?

この子が懐くなんて珍しいので、仲良くして下さい。」


そう微笑む男性。


彼はセイマと名乗った。


次回はもう少し進みますので、お待ち下さい。

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