NO.2
1~2章の抜け+第3章。ちょろっと4章絡みの記述も有り。
★あ行 ――――― ―――――
○アイリス地方:元は愛理須皇国であった地方の呼び名。漢字変換が面倒くさくなったので、戦後はこうなりました。(ぉい)行政での区分ではアイリス州。
○王家の称号名:[王に関して]男性の生まれる比率の高いはずのリンドバウム王家に於いて、男性王は『アレクソラス』を名乗り、その後ろに『ゾル』が付き、何世であるかの数字が付く。ユーヤ・クノン・アレクソラス・ゾル・サーティンと云うように。この数字は女王が誕生するとリセットされる。そしてアレクソラスの代わりに『クィーネ』と云う称号名が付く。アルテイシア・クノン・クィーネと云った具合である。因みに女帝が続いた場合には何世と云うのは付かない。なので、公式の場においてユーヤがアレクソラス十三世と呼ばれるのに対し、シアは女王アルテイシアと呼ばれることになる。
[王妃、側室に関して]正室には『プリスティア』(例:マリオネート・C・クノン・プリスティア)第二夫人以降は『ミスト』(例:カジ・O・クノン・ミスト)側室には『コンテ』(例:ウテナ・H・クノン・コンテ)が付く。この世界に於いては王族は愛人と云える側室に対しても責任があり、その為に称号名が付けられる。隠し立ては罪とされ、王が排斥される事も過去にはあったようだ。
○アラトワンス・ズィーゲ:エスメラルダの夫。アクエリオスの領主となったヨーンの代理を務めている。代理と云うのは建て前で、実質的にはヨーンが姉夫婦の為にこの領地を褒賞として得ている。ズィーゲ家が男爵家である為、表立って領地経営が出来ない為にそうしたようである(この世界での領地経営は伯爵家から)。ネーミングは『一気』の英訳『All at once』から。そうなるとヨーンが瞬てことに…いや、なんでもないです。
○ウテナ・H・クノン・ミスト:側室から第二正室へと格上げ。ウテナファンクラブが本気で閣議に持ち込み、実の姉であるサクヤ自らが論じてほぼ全会一致とした。ウテナ本人はそんなに気にしていなかったようではある。通った理由としては、ウテナが実は皇国御三家ツクヨミ家の本家筋の娘であった事が発覚した事が大いに関係する。ツクヨミ家は御三家でも月を現す家である為、二つの月(月は死を現すものでもある)、つまり双子は不吉とされ、双子の妹として生まれたウテナは救護院に預けられていたようである。これはウテナがハイエルフであるにも関わらず、その特徴である『高貴なる耳』を持たずに生まれた事にも起因する。この劣性遺伝は子供達にも受け継がれてしまっているようで、イズナ達も『高貴なる耳』を持ち合わせていない。因みにハヤテとトモエは親族結婚になるが、トモエは分家の出なので幾らか血は離れてはいる。名前に関しては、ハーゲン(H)からツクヨミ姓(T)には変えません。それは彼女がハーゲン救護院を愛していて、誇りさえ持っているからです。ただ場合によっては一時的にツクヨミを名乗るかもしれませんが。
★か行 ――――― ―――――
○影の軍団:主に諜報活動をメインにした、アレクソラス13世直下の諜報部隊。女性隊員の部隊はくノ一隊と謂われる。しかし「影の軍団」の名が示す通り、時に暗殺等の仕事も請け負う。普段はそれぞれ別部署に所属し、基本的には秘匿されている。ウテナの場合、ローグ・ベルヌ宰相に大変気に入られてしまった事と、本人の性格が性格の為(隠密なのに自ら名乗りを挙げそうな性格)、身バレしている。因みに私の設定の中では、影の軍団の所属員は騎士だけでなく冒険者や、冒険者ギルド職員も含まれています。後にくノ一隊は、ヴァルキュリア諜報隊に併合される。※前回この項目が完全に抜け落ちていました。ごめんなさい。
○カジ・オータ(・クノン・ミスト):ユーヤの第三夫人。動乱編にて主家であるトキムネ・ホージョーに呆れ果て、皇国より離反しリンドバウムへ。非常に美しい容姿を持ち、ユーヤを一撃で落とす。エルフでありアマテラス系の黒髪が特徴。打算的な美女でマリオネートとは犬猿の仲。輿入れしてからは『おカジの方』と呼ばれるようになる。ただ筆者自身がこの手のタイプ(性格)が、女性であれ男性であれあまり好きではない為、描き切れるか心配。そういうわけで、たぶん設定よりも良い人になりそうな気がする。女神マリオンとではなく、マリオネートとの掛け合いの相手が欲しくて考えた。オータ家は伯爵の身分であった為、側室ではなく第三正室となる。
○カスバド・ヘンリーク:カイザーブレードの一人で、帝国の大魔導師。『賢者』のスキル称号を持つ。クーデターの際に死んだかと思われたが、もしもの時の為に自身に再構築の魔法をかけていたため、集めた灰から復活。ただし構成物質が足りなかったようで、8歳児の姿となっている。それでもゼフィールドとロンからは『爺さん』と呼ばれている。
○カラシン級戦艦:元帝国海軍の戦艦。魔導砲を装備している。リンドバウム級飛空艦の元となっている。船体は太目のようである。
○カリギュラス:帝国の第二皇子。クーデターを起こしラウズ大陸に動乱を呼ぶが、ただの傀儡であった。自我を取り戻してからはベルツ地方総督及び復興大臣の任に就いている。
★さ行 ――――― ―――――
○作品テーマ:当初そんなものなどありませんでした。ただ面白おかしければ良かったのですが、描いているうちに、肉親に限らず、親子愛とか兄弟愛とかそう云ったものがメインになりつつあります。かなりこれは無意識化で行われており、それを否定したいもう一人の自身と葛藤しています。
○サクヤ・ツクヨミ:ツクヨミ家本家筋の娘。ウテナの双子の姉。エルフ耳は存在。事実を知りウテナの絶対的な味方となる。リンドバウムの閣議にも大いに影響をもたらした。妹よりも強引で無茶をする処がある。ウテナに対しては『サクヤ姉様』と呼んでもらう事に拘りがある。姉様ではダメらしい。ユーヤに対しては義姉であるにも関わらず『兄君』と呼んでいる。
○ザンバード:ベルツ帝国第二皇子カリギュラス領。戦後はロン・イェンが領主となっている。
○ゼハルト・ブリュッセン:カリギュラス側近。五大老アシカガとホージョーを煽っていた。そして彼こそが動乱を起こした張本人である。
○ソーウン・ホージョー:ホージョー家次席であったが、トキムネが謀反を起こし失脚した為、ホージョー家頭領となる。丸坊主な人。リンドバウム軍に従軍してその真価を発揮する。
★た行 ――――― ―――――
○タカウジ・アシカガ:皇国内で謀反を起こし、皇国首都キョ―のニジョー城にて籠城するもリンドバウム軍に敗れ、責任を取って自害する。
○鳥獣王プテラス:魔王軍七大幹部の一人。鳥人魔族の長。15年もの長きに渡って帝国に潜入してカリギュラスを操っていた。超音波砲を口から発し、相手を狂わせる。
○鳥人魔族:元は獣人族の部族の一つで鳥人族と言われていたが、2000年以上前の大戦の際に魔王軍に寝返り、現在は魔族との交配が進み生粋の種族はいないと見られている。そのような因縁がある為、獣人族からは嫌悪の対象となっている。
○天皇ツクヨミ:愛理須皇国天皇。国家元首。天皇になった者は、名を抹消される為名前はない。実はウテナの祖父。御年二百歳以上。
○トキムネ・ホージョー:ホージョー家頭領。アシカガ家と共に謀反を起こすが失敗。逃亡するも皇国のダンジョンを抜けた先でエレーナ達に捕まる。以後は排斥され投獄。
★な行 ――――― ―――――
○ネーナ・クノン:アルテイシアの直系の妹。つまりマリオンの第二子。今のところ名前だけ登場。
★は行 ――――― ―――――
○飛空艦:最新の魔導エンジンと、重力制御装置の開発によって誕生。電力変換装置を組み込んであり、コンピューターも搭載されている。その為、実は人員が居なくてもある程度動ける。
○ベルツ地方:ベルツ帝国であった地方の総称。行政区分はベルツ州。
★ま行 ――――― ―――――
○魔獣とモンスターの区分:基本的にはダンジョンに住むものをモンスターとし。それ以外の場所で出会う魔物を魔獣としている。大きな違いとしては、モンスターは討伐後一定時間が経過すると消滅するが、魔獣は消滅しない。一部の食用になるモンスターは、この消滅までの時間が長く、戦利品としてGETすると採取した部位は残る。
○マリオネート・C・クノン・プリスティア:ユーヤの正妻。『おカジの方』とは犬猿の仲。マリにとって相当嫌いなタイプであるようで、初登場時からいきなりいがみ合っている。かなり魂の傷が癒えてきたようで、以前よりも登場回数が増えて来ている。しかも、ユーヤを尻に敷きつつあるようで、こちらのマリに対してユーヤは逆らえないようだ。その他詳細についてはNO.1参照。
○ミカガミ・アマテラス:現アマテラス家当主の女性。天皇ツクヨミを補佐している。
○メルティ・ラース:ウテナの親友であり、ヴァルキュリア諜報大隊副官。ベルツ帝国の動乱の際に、サクヤとおカジさんの補佐を担当した功績によって家屋敷と爵位を得る。平民からとしてはあり得ない出世だが子爵となる。
★や行 ――――― ―――――
○四奉行:五大老の権威が失墜した後の呼称?役職?アシカガ氏が排斥された為、ホージョー、ミナモト、フジワラ、トクガワの4家から成る。現筆頭はホージョー家。
★ら行 ――――― ―――――
○竜人族:獣人族の一部族であったが、現在は魔王軍に与している。やはり2000年以上前の大戦時にラウズ大陸からオーガ大陸に渡っている。竜の翼と、ブレスを持つ。身体には部分的に鱗があり、尻尾の一撃も侮れない。
★わ行 ――――― ―――――
○ワダツミ・クノン:おカジさんの長男。非常に天才的な頭脳を持って産まれてきますが、活躍させるかどうかは今のところ未定。将来の参謀司令。実はこの『わ行』を埋めるべく名前は考えた。(爆)
前回の抜け部分が相当あったので
あ~わまで潰すのに
それ程期間が掛かっておりません。(爆)
1~2章の抜けに関しては
メモに残さず脳内に仕舞っていた物が意外に多くて
全部載せたつもりでいました。
まだ何かありそうですが、次は4章終盤あたりにでも。
そして、今回編集にあたり当初載せるつもりでいた4章の設定は
4章が意外に続きそうな為
大半をNO.3に移動させました。
一応私の予定では5章がファイナルなのですが
各キャラクターに愛着が涌いてしまっているので続けるかもしれません。