APPENDIX 2
★あ行 ――――― ―――――
○アマテラス:エルフの総長老となったミカガミ。年齢的には相当な年齢ではあるが、ツクヨミよりも若い事は確かである。連れ合いも子もないため、ワダツミの長子を養子に迎えるが、総長老就任式の際にワダツミに大量の酒を呑ませ…。
○アンネローゼ:姓までは考えていない。嘗てのゼフィールドの恋人で、それ故にヴィクターに狙われ自害する事となる。後に機鋼甲冑Zカスタムに宿る精霊Zとして生まれ変わり、ゼフィールドの相棒となる。生前はゼフィールド以外にはきつい性格であったらしく、その辺をゼフィールドはロンに揶揄されている。
○ヴィクター・ウィリアムス:ゼフィールドの同門で兄弟子。自己中心的で小物な所がある為、騎士団に於いても中隊長止まりで、羅漢に所属した際も百人隊長クラスに止まっている。しかし技能自体は高いようで、師であるブライも気にかけていたようだった。また、本来二人乗りの機鋼甲冑…しかも低級精霊の宿る機体を単独で操作するなど、性格さえ良ければカイザーブレードに入れた逸材ではあった。師とゼフィールドに下った皇帝からの暗殺計画を察知し、自棄を起こしてアンネローゼを襲うが、その際に左目を失い隻眼となっている。
○ウシワカ・アマテラス:元々はワダツミ・ホージョーの長男であったが、連れ合いもなく子もないミカガミを、総長老にする為に養子に入った。しかし…このすぐ後に腹違いの兄弟(或いは妹?)が誕生する事に…。
○エセックス・ロスマンズ:ユーヤとマリオネートの末子であり、唯一の男子。海洋王として知られ、アルテイシアに次ぐほど人気が高い。ユーヤの悪癖は彼にも受け継がれているようで、それを自覚しており、酒宴などの際にはしっかり自重している。
○百蛇:ベルツ州都ガリアンに巣食う野党、またはマフィアの1党。その構成員は、身体のどこかに蛇の入れ墨をしている。元々は羅漢の下部組織的な扱いであったが、麻薬や悪辣な手段によって羅漢と並ぶ一大組織に成り上がっている。
★か行 ――――― ―――――
○カスバド・ヘンリーク:ホムンクルスの実験に心血を注いでいたが上手くいかず、遂には何度目かの寿命を迎えたため、魂の宿らなかったホムンクルスの体に自身の魂を移して、自身を実験媒体としてしまう。しかし、そのホムンクルスは♀であった…。
○ククリ・クノン:ウテナの第3子。ウテナとサクヤの母から名を貰っている。上二人と違って文官系に成長する予定。
★さ行 ――――― ―――――
○セアラ・ロータス(・ロスマンズ):セーラやフェルナンドの子孫で、エセックス・ロスマンズと交友を持つ女商会長。エセックスに好意を持っており、その傍らに立ち続けたいと願っている。彼女がエセックスと婚姻する事でロータス家は途絶える事となるが、ロスマンズ家にセーラやフェルナンドの血筋は残る事となる。
○ゼフィロス:リンドバウム号のメインコンピューターを務めた後、退役してからは眠っていたようであるが、ロスマンズ号としてリンドバウム号が生まれ変わる際に目覚める。彼がうたた寝状態であった頃に博物館に来ていたエセックスの事を覚えていて、後のマスターになる事を夢で知っていたようだ。
★た行 ――――― ―――――
★な行 ――――― ―――――
★は行 ――――― ―――――
ホデリ・ツクヨミ:サクヤの息子であり、将来サクヤの跡を継いでツクヨミ家当主となる人物である。赤ん坊の頃からしょっちゅうイザナミに乗せられている為か、イザナミとの相性は従妹(兄弟でもある)のイズナやハヤテよりも上で、群を抜いている。
★ま行 ――――― ―――――
○ミューラ・ベガルタ:旧姓不詳。孤児であり、アンネローゼの両親によって侍従として育てられている。アンネローゼの専属侍従であったが、ヴィクターのアンネローゼ襲撃事件によって主を失い、ゼフィールドの屋敷で働く事になる。その後気付けばゼフィールドといい関係になり、結婚している。ただ、襲撃事件の際にヴィクター達に暴行された事が原因で、子供は産めない体になってしまったようで、子はない。しかし、その事件の際に発揮したサバイバル能力に目を止めたゼフィールドによって、彼の秘書官を務めるほどになっている。尤もそれは建て前で、ゼフは彼女を常に手元に置いておきたかっただけかもしれない…。
★や行 ――――― ―――――
★ら行 ――――― ―――――
○羅漢:野党、若しくはマフィアに位置づけられる集団で、こちらは主に用心棒などで生計を立てている。百蛇とは違いしっかりとした任侠集団であるのだが、ヴィクターを雇い入れている時点で、百蛇とそんなに変わらない気もする。構成員は虎の入れ墨をしている。後の大乱期にはベルツ地方の東部にて、羅漢王国を打ち建てる事となる。
○ロスマンズ号:エセックス所有の海洋探索船で青色を基調とし、黄色と白をあしらったトリコロールカラーの大型船。戦艦や巡洋艦なども軽くぶち抜く程の航行速度が出せる。その正体は、退役したはずの飛空艦リンドバウム号であったりする。故に、フライホイールなどの飛行用装備を復元すれば、実は空も飛べる。そして、後の世にこのカラーリングを配したままそれらを復元し、次元エンジンを搭載して改修した『リンドバウム2世号』として復活する事になる。
★わ行 ――――― ―――――