エピローグ
秋の風が吹き抜けてゆく。
光矢は七番隊の隊士と共に巡回している。
長く続いた一人の暗闇は明けた。
光矢は迷いなく、進んで行ける。
一人ではないから。
新選組の誰もが認めている。
光矢の優しさを。光矢の志しを。
新選組の誰もが知っている。
光矢の強さと悲しみを。
辛く長かった光矢の心の中の夜は明け始めていた。
始めて心で世界を見つめる光矢は世界の色がまだ初々しく見えるのだろう。
どのように光矢が道を進んでゆくのかは光矢自身がきめるだろう。
まだ真新しい世界へ光矢は足をむけた。
初めまして。若葉美咲(わかば みさき)です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
処女作ということもあり、読みにくいところがあると思いますが温かい目で見守っていただけたら嬉しいです。
今回のテーマは仲間です。
一人ではないから信じてみようということが伝わっていたらいいな、と思っています。
今後もよろしくお願いします。
最後になりましたが鯖の味噌煮さん感想やコメントありがとうございました。とても励まされました。
この小説を読んでくれた方に精一杯の感謝と幸せを。
若葉 美咲