表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
夜明け  作者: 若葉 美咲
31/42

30:加入〜5〜

信太郎は再び、声を潜めた。

「どうか、お名前だけでも。」

必死に言われ、光矢は諦めた。

「光矢。」

小声で言った。


「いい名前だと思うよ。」

二人が驚いた表情で後ろを振り向く。

総司が笑っている。

いきなり、総司が思いついた顔をする。

総司が歳三と勇を見た。明るい子供のようなキラキラした瞳で。

「光矢さんにしましょうよ!」

歳三は嫌そうな顔をし、勇は顔を輝かせた。

「いや、無理‼︎」

悪い予感がした光矢は即断った。

総司がニヤリと笑い、信太郎の横に

座る。

総司の反対側の信太郎の隣に新八が腰を下ろす。

「信太郎君、光矢さんとどんな関係なのかなぁ〜?」

総司の顔は笑顔のままだ。

信太郎が慌てる。

「いや、自分は何もっ‼︎」

信太郎が総司に必死になって言った。

ちらりと総司が新八へと視線を向ける。

全てを察している、新八がにやけた。

「隠すなよ!二番隊隊長に隠し事かよ?」

信太郎が泣きそうになり、辛そにして、光矢を見た。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ