表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
夜明け  作者: 若葉 美咲
29/42

28:加入〜3〜

光矢と一が睨み合っているところへ勇が入って来た。

「君!まだ、寝てなきゃダメじゃないか!」

起き上がっている光矢をみるなり勇が言った。

そのあとに医療班の林信太郎(はやし しんたろう)がやってきた。

彼は落ち着いた性格で真面目だが、刀が苦手だ。

医者の息子だから治療は得意としている。

信太郎がここにいれるのはそのおかげだと言っても過言ではない。


信太郎は光矢にむかい頭を下げた。

「お身体の方はどうで、ごさいますですか?」

信太郎の声が情けなく震えている。

光矢が鋭い目をしていたからだ。


しょうがないといった感じで光矢が座り直した。

動きがさっきよりも滑らかになっている。

「焦らなくていいんだぞ。」

新八が声をかけた。

信太郎のことがお気に入りなのだ。


信太郎はうなづくと同じことを繰り返して言った。

「もう、治ったからいい。ありがとう。」

光矢が丁寧に断った。

そんな新しい一面をみせられて、歳三達は驚いていた。

光矢にもこんな優しいところもあったのかと、見ていた。

「あの、あの怪我でもう治ったと言うのは無理があります。」

信太郎が食い下がる。

光矢はすっかり困った顔をしている。


光矢は天狐だから、人より傷の治りが数倍早い。

一人頭を悩ませていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ