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夜明け  作者: 若葉 美咲
12/42

11:ユメグイ〜2〜

光矢が新選組の所に辿り着いた時、真ん中で人が燃えていた。

光矢の目には、それだけが写った訳ではない。

(あやかし)がいる。


人が燃える現象のなぞが光矢には一瞬で分かった。

その人に駆け寄る。

新選組の人達が疑わしい目で光矢を見た。

「何者だ、あんたは⁉︎」

左之助が声をかけた。

光矢はすり抜けるようにして燃えている人の隣に来た。


「あんた名は⁉︎」

光矢が聞く。

男は答えない。

もう一度、光矢が同じことを聞く。

「も、森六郎(もり ろくろう)!!」

悲鳴に近い声で叫んだ。

光矢は頷いた。

「じゃあ、六郎!燃えていない!お前は燃えていないから安心しろ!」

光矢が言い聞かせる。


総司が刀を抜く。

「遊んでいる暇ないんだけど。」

総司はいきなり飛び込んで来た光矢に刀を向きた。

大抵のやつなら、この時点で逃げ出すだろう。

六郎が喚く。

そんな中、光矢は総司に睨みかえした。

「黙ってろ。」

どすの効いた低い声で光矢は威嚇する。

すぐに六郎に向き直った。


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