コスプレイヤー?が己の異常性を知るそうです
さて、名前の間違いは発覚し少しプッチンしちゃったがまぁ、そこはもう水に流してやろう。コスプレイヤーが職業になってしまったのももう諦めた。だから
「さて、もういろいろ諦めたからステータスについていろいろ説明してくれ」
「あ、はいー、それじゃ説明していきますねー」
ユウヤ・クレイ 20歳 ヒューマン
職業:コスプレイヤー(Lv1)
ユニークスキル:能力増大
スキル:衣装換装残り時間6:00
換装可能衣装
・格闘家
・侍
・ナイト
・マジシャン
・プリースト
・ガンナー
体力:30
魔力:40
気力:40
腕力:25
知力:40
速力:35
運:50
「まずお名前についてはホントごめんなさいです・・・。でも年と種族は大丈夫ですよ!」
「そこも間違ってたらホントひどいことしてたからな・・・?」
「ヒィッ!以後気を付けます!!ま、まずユニークスキルから説明しますね」
「あぁあのカードのスキルだっけ、レアとか言ってたな」
「はい!まずユニークスキルは転生者か、神が認めた人物以外は持てないとっても貴重なスキルです!そして誰一人同じスキルは持つことはでいないことになっています。似たようなスキルはありますけどねー」
「そして呉井さん、こっちではカタカナでクレイさんですね。あ、ちなみにこの世界は共通文字はカタカナなのでー。日本の転生者が広めたそうですよ?」
「豆知識いいから早く進めなさい」
「わかりましたよ・・・クレイさんのユニークスキル『能力増大』は前も説明しましたが、力とつく能力すべてに補正が係ります。ステータスを見てもらえるとわかりますよ。ちなみにレベル1の職業だと平均だと10、ある能力が特化していたとしても多くて30超えるか超えないかくらいなので、クレイさんのステータスはだいぶおかしいことになってます。力加減とか本当に注意してくださいね?ステータス見る限りですとこのスキルでステータスが約3倍ほどになってるんですかね??あとステータスで見えない部分、視力とか聴力とか筋力とかもあがっているはずです」
「まぁチートですね。ありがとうございます。てか運は力ってついてないけどすっごい高いんですが」
「それはクレイさんが元から持ってる素質としか・・・というか50ってなんなんですか50って。普通の人なんて運20あればすごく幸運な人間レベルなんですけど・・・」
「転生前はそんな運良いな!とか思ったことないんだがな・・・」
「あとはお待ちかねの職業スキルです!!」
「嫌な予感しかしないのはなんでだろうな」
「そんな事言わないでくださいよぉ!!まず、この衣装換装ですがあまりに強力ですので時間制限があります。6時間ですね。あ、ちなみに時間や1年の概念も地球と同じですのであしからずー」
「ほんと後から補足説明多いな。その場の勢いでいろいろ説明しようとするから必要な情報教えるの忘れるんだよ」
「今教えたので問題ありません!はい次です!コスチューム・チェンジ中はステータスに表示されている制限時間が減少していきます。そして0:00になったら使用不可になります。時間のリセットは朝6時になってますので気を付けてくださいねー」
「あーはいはい」
「なんて軽い返事なんでしょうか・・・まぁいいです。ここからがすごい所ですから!」
「まぁちゃっちゃと頼むよちゃっちゃと」
「クッ、絶対びっくりさせてやるんだから。いいですか、ではこのコスチューム・チェンジの最大の特徴は、チェンジした衣装に対応した職業のスキルや行動を最適化した状態で使用できる点です!!」
「・・・てことは、俺実質今6職業分スキル使えるってことか?」
「そうですよ!すごいんですよコスプレイヤーは!!」
「確かに凄いんだけど・・・凄いんだけどさ・・・どこのガーディ○ンハーツなんだ・・・」
「・・・?その知識はないですね。なんですかそのg」
「キングクリムゾン!!!!!」
「・・・なんですかいきなり」
「世の中知らなくていいことは沢山あるんだ」
「???」
「とりあえず後でこっそり教えるから今は流せ」
「まぁ、そういうなら・・・」
「んで、要はコスプレしてる時にその該当した職で戦えるってことでおk?」
「まぁそれで問題ないです。一回使ってみると早いかもしれないですね。ちなみにおススメはガンナーです!!」
「・・・日本人だし侍で。《衣装換装》!」
「アァァアアアアアアアアアアア!!!」
おぉ、なんか俺の体が銀色に光り始めたぞ!?スキル使用は光銀色なのかー。お、そろそろ終わりかな・・・って
「・・・おい駄女神」
「・・・なんですか、私は今非常に機嫌が悪いですよ」
「うっせ、ていうかこれなんなんだよ」
「どうみても侍じゃないですか」
「なんで袴が赤いの!どうして髪が伸びてポニテになってるの!」
「その方が美しいからです!!」
「じゃーかしいわ!!・・・って美しい?おい、鏡だせ、今すぐだ」
「え、あ、はい」
・・・ここかぁ、ここでこれが来たかぁ。まぁ、大体予想はついてたけどさ。
「なんで化粧されてるんでせうかヴァルキュリアさんよ」
「私が戦乙女だからです!!」
「関係ねーだろうがそれ!!!」
「クレイさんは私から力を授かった!つまり戦乙女の加護があるということになる!ということはクレイさんも戦乙女の仲間入りなのですよ!!」
「駄女神が戦乙女だからって俺が女装になる理由がねーだろうが!!」
「貴方のせいで目覚めた私の趣味です!!」
「正座ァアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」
~しばらくお待ちください~
「ひぐっ、ぐす、ごめんなざいー!調子に乗ってまじだー!!」
「分かればいいんだよ分かれば」
仁王立ちで頷いている俺(女侍ver)が鼻水垂らしながら泣いている戦乙女を小一時間説教している声が草原の風に乗って町まで響いたとか響いてないとかあったそうな。
ちなみに衣装換装についてはすべて女装となっております。どんまい。
換装後のスキルや衣装内容についてはまた次の機会に。あと次の機会に能力値について簡単な説明をあとがきでしたいとおもます。
あとステータスが説教により若干変化してます。
ユウヤ・クレイ 20歳 ヒューマン
職業:コスプレイヤー(Lv1)
ユニークスキル:能力増大
称号:戦乙女の主
スキル:衣装換装残り時間4:55
換装可能衣装
・格闘家
◎侍
・ナイト
・マジシャン
・プリースト
・ガンナー
体力:30
魔力:40
気力:40
腕力:25
知力:40
速力:35
運:50