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コスプレイヤー?が異世界で頑張るそうです  作者: くしゃみで肋骨折れた
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コスプレイヤー?が異世界に立つそうです

 黄金に輝く光が収束し、消えたらそこはもう異世界でした。あのアマいきなり送りやがって・・・異世界の説明とか新しい力の詳細とかなんにも聞いてねーぞおい。説明するとかいってたのに。職務怠慢で訴えてやろうか・・・!


「あの駄女神今度会ったらシバいてやる・・・」


「だから駄女神じゃないですってば!!」


 あれ、なんか幻聴が聞こえるぞ。だってここもう異世界じゃん。なんか在り来たりなだだっ広い草原じゃんここ。あんな不思議空間じゃないじゃん。というか真後ろから直で聞こえたような・・・


「もう、無視しないでくださいよ!!」


「いだだだだだ!」


 え、なんか頬っぺた引っ張られてるんですが!てかいんのあのバカ!?


「なんであんたがここにいるんだよ!!神殿だかの管理どうした!!」


「それは後輩の女神に任せて来ました!!それにいろいろ説明もまだしてないですし!」


「なら最初から説明してから送れや!!」

 

 てかこの変態仕事丸投げしてついてきてますよ!?ストーカーですか!!やばい、こいつはヤバい匂いがプンプンするぜぇ!!!


「まぁまぁ、今から説明しますから。あと私が授けた素晴らしい力についても!!」


 うわぁ、不安要素がどんどん増えていってもう怖いんですけど。とりあえずこの世界について聞いてあげようじゃないか。



















 女神の話がクソ長かったから俺が端折って説明す「ひどいじゃないですか!!」るわ。・・・駄女神は放置しといてっと。

 まずこの世界の名前は《イプシロン》というらしい。そして今いる場所が《黄昏の草原》っていう所で精霊が集う草原らしく、この世界精霊は神聖視されてるそうでここには人が滅多に来ないらしい。まぁ、そんなところじゃないと転生召喚できないよね。

 あとこの世界は魔王とかはいないらしい。うん、マジでよかった。でも、魔族とかはいるらしくモンスターを率いていろいろ暴れているらしい。まぁ、魔王とかじゃないから強さはピンキリらしいけど。詳しくはしらん。

 あと種族ね。まずヒューマン。あ、俺ももちろんヒューマンですたい。あとはエルフ、ドワーフ、ホビット、獣人とテンプレな種族もいるらしい。犬耳獣人きょにゅーおにゃのことか、絶壁エロフたんとか、合法ロリホビットたんとかいるんですね、ありがとうございます!ありがとうございます!!ちなみにこの世界のドワーフは男しかいないらしい。え、どうして子孫繁栄してるかって?あいつら男同士でも出来るらしいですぜ。なんという意味不明生物。アッーーーーーーーーーーーーーー!!!逆にホビットはおにゃのこしかいないって!やったね!!ホビットは普通に異種間でも赤ちゃん出来るらしい。ゴクリ・・・

 あと精霊は種族ではなくて”意思のある力”らしい。うん、よくわからん。まぁラノベとかゲームみたいな精霊って思っておけばいいか。すぐ精霊は会えると思うし。そういう草原らしいからここ。

 あとお金かな。単位はエルモだって。おい、赤いのかそのお金。どこのモンスターだ。1エルモ1円ぐらいつってたなこの女神。てか日本の通貨なんでわかってるの?って聞いたら俺の記憶見たらしい。個人情報保護法どこいった。てか記憶見れるとかなにそれ恐ろしい。とりあえず今度やったら胸揉みしだいた後にお嫁に行けなくなるすごいことしますっていったら涙目で頷いてた。正義は勝つ!!

 そんでもって待ってました!スキル&魔術!!まずこの世界って10歳になると協会に行って神託で職業を決めてもらうらしい。そして決まった職業に応じたスキルや魔術を覚えて、レベルを上げていろいろ覚えていくらしい。RPGっぽくてわかりやすいね。魔術については基本属性の火、水、風、土、そして特殊属性として光、闇、時があるらしい。ほんとわかりやすくて助かります。基本属性は就く職業によって決まってるらしい。人の才能とかじゃないのね。そして基本属性すべて使えるのはマジシャン系らしい。やっべ黒魔術とかすっげー使いたいんだけど。あと光は特殊らしいけどシスターさんとかプリーストさんとかなら使えるらしいから珍しいレベルとかじゃないらしい。んでもって、闇<時って感じで珍しいらしいよ。どんな職業の人がとれるんかねこの二つは。気になるけど分からんとかほざきやがったこの駄女神。

 まぁ大まかなこの世界の概要は終わったから、あとは本命の俺の能力についてなんだが・・・


「まず、ステータスと叫んでみてください」


 なにいってんのこいつ?


「なにいってるんだこの人みたいな顔しないでください」


「なぜばれたし!?」


「顔が人を馬鹿にした顔になってましたよ!!」


 さいですか。はぁ、可愛いのになぁ。ほんと勿体ねぇ。


「とりあえずステータスって叫んでください。そこからいろいろ説明しますから」


「あーはいはい、『ステータス』っと」











ユウヤ・クレイ 20歳 ヒューマン

職業:コスプレイヤー(Lv1)

ユニークスキル:能力増大

スキル:衣装換装コスチューム・チェンジ残り時間6:00

     換装可能衣装

      ・格闘家

      ・侍

      ・ナイト

      ・マジシャン

      ・プリースト

      ・ガンナー


体力:30

魔力:40

気力:40

腕力:25

知力:40

速力:35

運:50















 うん、いろいろ突っ込みどころ満載なんだけど。


「おい駄女神」


「だから普通に女神っていってください!」


「うっさい。とりあえずお前、なんなんだこの職業は」


「あ、やっと気づきましたね!これが私が授けた呉井さんの新たな力!ちなみにこの世界じゃコスプレイヤーは呉井さんだけですよ!!」


「そりゃそうでしょうな!!てか、そのあたりの知識も抜き取ってやがったなこのアマ・・・」


「ふふん、貴方が私をこの道に目覚めさせたのがいけないんですよ・・・!」


「あと何で俺の名前間違ってるんだおい?おれは”くれい まさや”だぞ」


「え、”くれい ゆうや”さんじゃないんですか・・・?」


 ・・・呉井優耶ってまぁ、普通はゆうやって読んじゃうか。あと駄女神俺のこと”呉井さん”としか呼んでなかったな。でもよ


「お前女神だろ。人の名前間違えるとか馬鹿じゃねーの。おい、今すぐ変更しろや」


「え、えっとぉ・・・こっちに転生する際ゆうやさんで名前登録してこの世界に認められたので名前の変更はちょっとできないですかね・・・」


「ねぇ、お前なにしてくれちゃってるの?ホントなにしてくれちゃってるの!?人の名前間違った挙句直せないとか!俺の両親に謝れ!!というか一番最初にフルネームで俺の名前言ってたよね!?そのあと呉井さんしか言ってなかったからすっかり忘れてたわ!!」


「ひうっ、ごめんなさい!本当にごめんなさい!!」


 うわぁ、半べそ状態だぞ・・・くっそ、なんで俺が悪いみたいな雰囲気になってるんだ!女の涙はホント卑怯だと思うんだ・・・!


「・・・まぁ名前はもういい。なっちまったもんはしょうがないし。だから泣くな。ほら」


 とりあえず慰めなければと思って頭なでぽしながら気にしてないよ発言したけど大丈夫かな・・・


「にへへ・・・」


 だめだこの女神ちょろすぎる。これで戦乙女とか神界大丈夫なんだろうか・・・


(馬鹿な子ほど可愛いからな・・・)


 ・・・ん?なんか聞こえたような。気のせいかな。


 主神様が見てる。

スキル説明は次です。

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