ビビッて、逃げて、つかまって...怒られて。
この小説は誤字脱字が多々あると思われます、
読者様がよろしければ、指摘していただけるとありがたいです。
ーーーーーーーー次にあったときは、私が刈谷君のお嫁さんになるね!ーーーーーー
ぅ、ぅん...
「はぁ、またあの夢か.....」
何度目だろうか、そんなに未練があるわけじゃないんだがなぁ、この夢は最近この町に引っ越すことになってからよく見るようになった夢だ。
俺は昔小学校に入る前だったか、この町にいたことがある、親父の仕事の都合だ。
だが、そんな昔の記憶がよみがえってるとは考えにくいな、思い出せないし..覚えているのもあの子ぐらい・・・
いやいや、きっと間違いだろう、俺は今まで親父についていった所為でいろんなところを転々としてきたんだそんなことの一つや二つあるさきっと、あってくれ昔の俺よ!
ってそのせいで友達の一人もできないまま何度も何度も転校を続けたわけだが。
「俺は友達がほしいんだ!!」
だがもう大丈夫だ、高校生になったことで俺は一人暮らしを始めた、このまま親父についていくぐらいならこんな田舎のほうがましだ!!
そこでなんとなくこの学校を選んだわけだが....
「不安だ田舎・・・」
大丈夫だ!自分で選んだんだ!なんとなくどこでもいいから、学校きれいだしってここにしたのが間違いなんてそんなことはないだろう!!
「ないはず..ないと..いいな・・・ないよね?」
なんだかんだ不案な田舎だが、一度来たこともあるわけだし大丈夫だと思う、とにかく今日は絶対にいい顔して友達作って帰るんだ!!
そんなこんなで転校初日、俺は何事もないことを祈りながら家を出るのだ。
10月1日、何事もないそんな毎日を期待して俺は歩みを進める、
「まぁ、こんな時期の転校生なんて珍しいもんだろうからなぁ」
俺、相川刈谷《あいかわかりや》 はいつも、「どっちが苗字かわからない」っていわれてきたが正直俺にもわからん。
ここ、県立 湊学園は名前は立派だがかなりド田舎にある、小中高一環の学校だ。
一環のせいもあってか田舎の癖にそれなりに生徒数がある、隣町から来てるのかもしれんが...
なぜここにできたのかは、学校に入って教師にでも聞くとするさね
「にしても人がいないなぁ、もしかして休校か?いやでも送られてきた紙には今日って書いてあるし」
グルルルル_____
ん?
今何か不穏な音が・・・・
今のうちに言っておこう、俺は大の動物嫌いだ。昔動物園でやつらにつばを吐かれ異臭を放ちながら帰ったときの記憶がよみがえってくる。うぇ
そんなこんなで俺は動物に一定以上触れたり近づいたりすると失神して倒れる、はぁ
「何もいないな。。。空耳かなんかだろう、うん、そうしようそう言うことにしよう」
ガサッ
ハッ?!
なんだなんだなんだ!? 今なんか動いたぞ!!今まで散々運が悪いと思っていたが、転校初日からとはついてなさ過ぎるだろ!
「ふざけんな、こんなところで失神して倒れてられるか!!俺は逃げるぞ!学校まで!」
「えっ!あ、ちょっと待ちなさいよ逃げることないでしょーーーー」
あ?人の声か?やべぇな近づき過ぎて幻聴が、女の子が襲われてるのか?いやそれはないあったとしても助けれるほど俺はすごくない!!←こいつ最低だな!
「ちょっと待ちなさいよー、待ってっていってるでしょー」
はぁはぁ
「だいぶ走ったなぁ、って ここどこだ!?これじゃあ学校に遅刻しちまう!やべぇ、早く帰らないと、そして俺は学校に行くんだ!!」
といったはいいものの......
「どうすれば帰れるんだこれ!見た感じ山のなかだよなぁ!?俺どんだけ走ってんだよ!」
「はぁ....どうしようかなぁ」
ガサッ!
っ!!!
「つかまえたぁ!」
「いぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああっ!」
「うわぁ!?」
バタッ
「え?ちょっと、起きなさいよ!何であたしを見たとたん倒れんのよ!ねぇ、ねぇってばぁ!」
ぅ、ぅぅ、
「~♪~~~~♪」
だれだ?何かどっかで聞いたことあるような.....
「うーん、起きないわねぇ..いっそ殴ったら起きるかしら、フフッ☆」 ニコッ
ちょっと待てなんか不穏な言葉が聞こえてきたぞ、なんだ!殴るって気合でも入れんのか?アン●ニオ猪木なのか?
「さぁいくわよぉ覚悟しなさい!」
「まてぇぇぇぇぇぇい!!」
「きゃ?!」
もにゅん
ん?なんだこれ?やわらかいなぁ?
「ちょっ、あんたどこ触ってんのよ!あっ、離せ!離しなさい!」
ドゴォ
「ぐばぁっ」
はぁはぁはぁ
「なにすんのよ変態!!あんたこれを狙ってたんじゃないでしょうね!!!」
「んなわけねぇだろ!てめぇが殴るとか言うか・・・ら・・」
おいおいおい待て待て!なんだこの美少女はどこぞのお嬢様だ?
整った顔立ちに、猫のような大きな目はきれいな青色だ。かわいい
「なによ、いきなり黙っちゃって、やっぱり狙ってたんでしょう!そうに違いないわ!この変態!」
「うっ!」
くそ!見とれてたなんていえねぇ、俺のちっぽけなプライドにかけて!!
「俺はお前みたいなカベ女に興味はねぇよ!」
精一杯の見栄を張ったものの、これからどうしようか。わかる程度にはあったわけだし...
----------キーンコーンカーンコーン-----------
「あっ!」
「ん?」
「学校!!いかないとっ、遅刻じゃない!、こんな奴にかまってられないわ、急がないと!!」
「ちょっまて!!」
「なによ!急いでるんだから!!」
「俺を学校まで連れてってくれ、道に迷ったんだ!」
「はぁ?それ本当にいってんの?変態なだけでなく愚図だとは思ってもいなかったわ」
元はといえばお前の所為なんだけどな...
「しょうがないなぁ、ほら!」
そういって俺に手を差し出す
「え?」
「早くしないと遅れるでしょ、ほらはやく!」
相手は気にしてないとはいえ、女の子の手だ気安く触れるもんじゃない
「もう!!おそいっ」
ぐっ
「うぉ」
「転ばないでよね、その分時間の無駄でしょ!」
そのときつないだ彼女の手はか細くて強く握れば壊れそうなガラス細工のようだった。
どうも!こんばんわ、こんにちは?どちらかわかりませんが
私、新人のzak@銀狼です、前書きでも書きましたが誤字脱字が多いと思われますので、よければ指摘お願いします。
にしても、べったべっただと自分でも思います、ですが少しでも皆様が楽しめたならそれ以上に嬉しいことはありません、また少しずつですが懸命に書いていきますのでよろしくお願いします。