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200字小説

クリーニング

作者: コスミ

「こちらですね」

 店員が俺に見せつつ言った。ちゃんと汚れはとれている。

「はい、どうも」

「ではお会計、21万円になります」

 おおっと、なんだ、この茶目っ気溢れる店員この野郎。なにマジな顔して……。

「え? ウソ、ですよね?」

 店員は冷ややかに笑い、棚から書類を出してきた。

「お客様さんのワイシャツの汚れから、ある方の身元を割り出しましてね……」

 そのファイルには、赤い汚れの写真と、俺の、不倫相手の顔写真があった。

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― 新着の感想 ―
[一言] こわっ!!  金で解決しようとするクリーニング屋が一番怖い!!  
2011/10/02 10:51 退会済み
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