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無の片鱗  作者: 安藤言葉
第Ⅰ章 火の国ベルフレム王国編~異世界の住人~
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Ⅵ 学園長×呼び出し=伝説の魂獣

遅くなりましたm(_ _)m

でわどうぞ^^

クロside

友達・・・か。


もといた世界ではまともな友達がいなかったせいか、おれはかなり上機嫌だった。



キーンコーンカーンコーン


時計塔の鐘がなる。


授業がすべて終わったという合図だ。


どこの世界も鐘の音は一緒なんだな~



おれはちょうどヒスイのいる教室の前にいたのですぐにヒスイを見つける。


「あ、いたいた。ヒスイ~聞い「地獄に落ちろ!!!」


いきなりけられた。ひどい!


「いきなりなんだよ!おれなんかしたか!?」


せっかく友達が出来たからそのうれしさを分けてやろうとしたのに!


「あんたがガラス割って、先輩をボコボコにしちゃったから主人のあたしが怒られたのよ!?おかしくない!?」


だからっておれをけるのもおかしいと思う。


「おれ、まちがったことしてないぞ!?」


おれは当たり前のことをしたまでだ!


「そんなことは関係ないのよ。重要なのはなんであたしがあんたのせいで怒られなきゃいけないの?っ てこと!」


またけられた。理不尽すぎる。



「ピーンポーンパーンポーン

 ミス・エクセラ。魂獣をつれて支給学園長室まできなさい。


 ミス・エクセラ。魂獣をつれて支給学園長室まできなさい。」



・・・


シュッ!


「かわすな!」


「けんな!」


やっぱりきたよけりが。しかも今度はシュッ!なんていってたぞ!?


ヒスイの性別を疑うおれであった。






「失礼します。ヒスイ・エクセラです。遅れて申し訳ありません」


ぜってぇーそんなこと思ってないだろお前。


「入りなさい」


優しげな女の人の声がする。


中に入るとクルムーン先生と、あと二人いた。


おそらく、いすに座っている人が学園長先生なのだろう。貫禄がある。


あの書類を抱えている優しいお姉さんって感じのする人は秘書かな?


「あの・・・本当にすみませんでした。これからはちゃんと気をつけさせますから!」


うん、ヒスイ、おれもちゃんと謝るから頭を思いっきり床に叩き付けないでくれないかな?


めちゃくちゃ痛いんですけど。


しかし先生たちはみんなきょとんとして、それから笑いを押し殺すようにして言った。


「ミス・エクセラ、何も怒るつもりで呼んだわけじゃないのよ」


「え?どうゆうことですか、アン先生?」


秘書のほうはアン先生というらしい。日本人っぽいな。


「フォフォフォ、ガラスを割った程度でこのオズマン、学園長室まで呼び出すほど心は狭くはないぞ。

 友達を助けるためじゃったんじゃろ?わしならむしろほめるわ。

 いや、少し・・・いや、かなり重要な話があるんじゃよ。

 

 君の魂獣に関しての」


へ?おれ?



オズマンside

「ミス・エクセラ、この歌は知っているかね?

 

優しき炎。あらゆる人の上に立ち、敵をも救わん。


勝負の風。あらゆる賭けに勝利を収めん。


無情なる雷。あらゆる邪を斬り捨てん。


破戒の土。あらゆる物を壊し、戒めん。


華美なる水。あらゆる非を悔い、改めん。


選別の光。あらゆることを選び、愛さん。


断罪の闇。あらゆる悪を裁き、罪を与えん。


我、この七の片鱗と無を持ちいて聖地を邪鬼より取り戻さん。


我、七の片鱗を散りばめん。我、無を七つに分けてこの地に残さん。


再び七の片鱗、無、集まりし時、再び力目覚めん・・・」


「小さいころに聞いたような・・・」


「ふむ、まぁそうじゃな。これは王家に携わる一部のものにしか語り継がれとらんしのぉ。

 では始祖フィナゼルは知っているかね?」


「当然です。わたしたちの使う魔法を最初につくり出したり、邪鬼から聖地をとりもどした 

 大賢者フィナゼル・ザルードのことですよね?」


「うむ。実はその始祖フィナゼルは七人の人間の魂獣を従えていたようでの。

 先の歌にもあったとおり彼らは一人ずつ火、風、雷、土、水、光、闇の魔法をほぼ無限に全てつかえ たんじゃよ。


 そして火の伝説の魂獣は右手にちょうど君の魂獣のようなルーンが刻まれておったんじゃよ」


案の定ミス・エクセラは驚いて何もいえなくなっていた。


自分の召喚した魂獣が伝説の魂獣だということは主人である自分はフィナゼルの魂を引き継いでいると


いうことなのだから。


「そこで我々は君のことを詳しく知りたいんじゃよ。

 できるかぎり教えてくれんかね、クロくん?」


タ「こんにちわ、最近詩やら三題噺を書いていて本編の方がおろそかになってきているタクミンです。今回のゲストは・・・」

ダ「高貴なる者、ダニエル・ウーロンだと」

グ「オオオンウウオ、ウエアウエウ☆(その魂獣のグレタスです☆)」

タ「ああ、すいません。グレタスは面倒なのでこれから人間の言葉で話してもらいます」

グ「ありがと、タクミンさん」

ダ「よかったな、僕のグレタス^^」

タ「ちなみに主人と魂獣の組み合わせは男と女しかありません。だからこいつらはそうとう愛し合ってますねwwwさて、名前の由来第二段です!!」

ダ「ほう、それは楽しみだね」

グ「わたしの名前の由来は?」

タ「ほら、前にヒスイのとき話したじゃん?合宿行ってたって。そのときに長野県とおってたじゃんね?」

ダ&グ「ふむふむ」

タ「せっかくだから勉強したこと使おうと思ってさ、長野県の特徴使わせてもらった」


長野で有名なのはレタスとかぶどうじゃん?だから


グレープ(ぶどう)+レタス=グレタス


ってわけよ

グ「・・・・・・(ズゥ~ン)」

ダ「ああ、グレタス!!」

タ「ちなみにおまえは・・・」


ダニエル=友達に決めてもらった

ウーロン=合宿の帰りにもらったウーロン茶から

ダ「ノォーーーーーン!!!」

タ「う~ん・・・そんなにネーミングセンスないかなぁ・・・

ま、いいや次回予告です。

明らかになったクロの力の一端。次回はやっと謎の人物を出せます^^お楽しみに」


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