Ⅲ 決闘×ゴーレム=最強!?
結構早く更新できました^^
黒side
・・・だめだ。コイツの話はよくわからん。すぐけるし。
あとであのクルムーン先生とか言う人に聞いてみよう。
「それじゃあダニエル・ウーロン。あんたに決闘を申し込むわ」
?何言ってんだコイツ。決闘って魔法でも打ち合うのか?
ちなみにおれはヒスイの言うことを信じることにした。
というのも元いた世界での中学校がなんでもありのめちゃくちゃな学校だったからだ。
普通の人ならパニックに陥るのに平然としているのもデンジャラスな学校生活をおくっていたせいである。
まぁこの話はまた別の機会に・・・
人間なんでも適応能力が大事だぜ?
「あ、だけど魂獣同士の決闘ね」
「まぁいいよ、ぼくは心が広いからね。おいでグレタス」
ダニエル・ウーロンだっけ?そいつがそう言うとド○クエにでてくるようなゴーレムが歩み出てきた。
けっこうでっけぇなぁ~・・・ホラ、適応してるからもう驚かないぞ。
・・・ん?今ヒスイ、魂獣同士って言ったよな?
この決闘はヒスイとダニエルの決闘だろ?
ヒスイの魂獣はおれだよな?そんでダニエルの魂獣はあのゴーレム・・・
・・・っておい!おれがあのゴーレムと闘うって事か!?これには適応できない!!!
「ちょっと待てヒスイ!!死ぬぞ、これ!!!」
「そっちのほうが都合いいじゃない。もう一回『ソウル・サモン』使えるんだし」
勝手に呼び出して、そして死ねだと?自分勝手にもほどがある。
しかしおれの心情などおかまいなしというようにグレタス(ゴーレム)は拳を振り上げ、おろしてきた。
やっべ!
必死で走ってかわす。
グレタスが拳を上げるとそこには地面にくっきりと拳の形の穴があいていた。
背中に悪寒がはしる。
・・・これシャレにならねえぞ?
また自分に向けられる。
しばらくよけていたが、グレタスがつくった拳型の穴にひっかかり転んでしまった。
やばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばい!!!!!
おれの中で危険信号がなり続ける中、グレタスがここぞとばかりに攻撃をしかけてきた。
「こんなとこで死ねるかーーー!!!!!」
ダメもとで両手を前に突き出したとき、拳が振り下ろされた。
思わず目をつぶる。
・・・あれ?
どこも痛くねぇぞ?
グレタスのやろう攻撃をやめたのか?
目を開ける。
それでグレタスは別に攻撃をやめたわけでも寸止めしたわけでもないことがわかった。
おれが突き出していた両の手がグレタスの拳をいとも簡単に受け止めていたのだ。
力なんて微塵も入れてないのに、だ。
ためしに拳を下にはらってみる。
するとグレタスの拳は地面深くにめり込んだ。
・・・すごくね?おれ。
調子に乗ったおれは地面にささったままのグレタスの腕をとり、思いっきり投げてみた。
「オオオオオオオッ!!??」
グレタスは大声を上げながら約五百メートルほど先にぶっとんだ。
みんな驚いているのがわかる。
おれはさっきとは違う意味でやばいと感じていた。
タ「どうも、最近友達に避けられてる気がしてならないタクミンです。今回からゲストを呼んでいきたいとおもいます。記念すべき最初のゲストは・・・」
ヒ「ヒスイ・エクセラよ。仕方ないから来てあげたわよ」
ク「柳川黒もいるぜ」
タ「というわけで物語の主人公とメインヒロインをお呼びしました^^」
ヒ「っていうか平民!あんたなんであんなに強いのよ!罰にならないでしょ!」
ク「黒だ!・・・しらねぇよおれも!逆切れすんな!」
ヒ「うっさい!死ね!!!」
ク「ぐはっ」
タ「うわ~、ヒスイ、今のは痛いよ・・・」
ヒ「いいのよ。こんぐらいしないとしつけにならないわ」
タ「哀れなり、クロ・・・まぁいいや。ヒスイ、クロ、お前らの名前の由来知ってる?」
ヒ「さぁ?でもさぞ高貴な由来なのでしょうね」
ク「そういやしらねぇな・・・おれはなんなんだ、タクミン」
タ「クロははっきりいうと仲のいい友達の名前からとりました!まぁ許可はとってあるし、本名じゃないから問題ないぜ!!!」
ク「ほぉ~友情を感じるなぁ」
タ「ま、本人に似せる気まったくないけど」
タ(今頃その友達は怒っているだろう・・・)
ヒ「ふ~ん、じゃあわたしは?」
タ「ああ、ヒスイってのは塾の合宿の帰りのバスで翡翠色の屋根をみたから。エクセラってのはおれの好きなゲーム『ロックマン・エグゼ』のエクゼをいじくっただけ」
ヒ「・・・それだけ?」
タ「うん、これだけ」
ヒ「死ね!!!」
ドゲシッ!
ク「・・・おい、タクミンをけるなよ・・・仮にも作者様なんだからさ」
ヒ「そんなのかんけいないわ、この名前結構気にいってたんだからね!!!」
タ「(・・・・・・今のはもしやツンデレ?)そ、それでは次回予告です。なぜかめちゃくちゃ強かったクロ。今度はその主人、ヒスイ・エクセラの実力が明らかになります!!お楽しみに~」