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無の片鱗  作者: 安藤言葉
第Ⅰ章 火の国ベルフレム王国編~異世界の住人~
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XVI 錬金×爆発=盗人

ク「ウォォォォォォ!!おれは靴下フェチなんかじゃねぇぇぇぇ!!!」

ア「クロくん!?急にどないしたん?」

ク「詳しくはあとがきで!!!」

クロside

「くそっ・・・」


さっきから何度斬りつけてもこのキングなスライムはやられない。


今はおれとアレスさんしか狙ってきていないが、もしヒスイたちまで狙われるとどうしようもなくなってしまう・・・


そういってる間にキングなスライムは大木のような腕を振り下ろしてくる。


単調な攻撃だかららくらくかわせるな・・・


「クロくん!!下気をつけぇ!!!」


「え?」



ネチャ・・・


嫌な音がして下を見るとネバネバした何かがおれの足にまとわりついていた。


「ちょ!?何コレ!!??」


「『ネバー・トラップ』や。水系統の魔法で効果はみたまんまや。たぶんスライムがつかったんとちゃう?」


そういえば高位な魔物は魔法も使えるんだっけ・・・


隙が出来たおれにキングなスライムは容赦なく襲いかかってくる。


「ちくしょ!!」


おれは焔を持っていないほうの手で攻撃を止めようとするが、キングなスライムの腕止まらなかった。


おれの手を避けて腕が変形し、おれを包み込んできたのだ!


「がっ・・・」


外傷はまったくないものの、スライムの半透明の体がおれの体内に入り込もうとしてくる。


「くそっ!!」


アレスさんも必死にスライムを斬りつけてくれているが意味はない。


ああ・・・こんなとこで死ぬのかよ・・・



「『モール・ホール』!!」


これを救ってくれたのはダニエルだった。


その呪文により、おれの足場だけ残しまわりに穴が出来る。


スライムの腕は本体であるキングなスライムから離れていたため、その穴にあっけなく落ちていった。


「た、たすかった」


「全然構わんよ。僕は土属性の魔法に関しては学園の誰よりも強いと思ってるからね」


よかったよ、まだまともな魔法使いがいて。



「・・・あっ!!」


「どないしたクロくん?」


これなら・・・キングなスライムを倒せるかもしれない・・・


「ダニエル、『錬金』でまわりの土とかをできるかぎり油にしてくれないか?」


「ん?まぁ構わんが・・・『錬金』!!」


ダニエルがそう唱えたあと、いっせいに地面が光りだす。


そしておれたちがいたところもあわせ、ほとんどが油に変わった。


「アレスさん!!おれに向かって思いっきり常闇を振ってください!!」


「OK!!何やるかしらへんけど、任せたで!!!」


「ダニエル!ヒスイ!ナワエさん!悪いけど、自分の身は自分で守ってくれ!!!」


ヒスイが「えっ?何よ急に」なんて言ってるけどもうアレスさんは常闇を振り下ろしていた。


「『バリア』を使え!!!」


そういいながらおれは常闇を焔で受け止める。


キンッ!!


金属同士がぶつかり合い、甲高いおととともに火花が飛び散る。


バガーーーーン!!!!!!


その火花が大量の油を発火させて通路中にいきわたる大きな爆発が起こった。


「ぐぎぃぃぃぃいぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!???」


キングなスライムはそんな悲鳴を上げたあと、一瞬で蒸発した。



ダニエルside

「なんでスライムはあれで倒せたんだ?」


確かスライムに有効なのは火属性の魔法だけだったはず・・・


「ああ、スライムが弱いのは単に火属性の魔法ってことじゃなくて、熱だって思っただけだよ。」


ふむ、なるほど。


確かにぶよぶよしてるし、熱があったら乾燥して消えてしまいそうだ。


まるでナメクジだな・・・


ああ、それにしても・・・・・・


クロの役に立てた!!!


今の僕にこれほどうれしいことはない!!



「ったく!!それやるにしてももうちょっと待ちなさいよね!!」


「ぐはっ!?いたい!!いたいってば!!」


バリアをはるのがワンテンポ遅れたため服が少し焦げてしまったヒスイがクロをけりまくっている。


まったく・・・


「かわいそうじゃn「アンタは黙ってなさい!!!」「うぎゃっ!」


ひどい!?せめて最後まで言わせてっ。


僕はヒスイのけりによって飛ばされた(ほんとに女の子なんだろうか?)のだが何かに優しく受け止められる。



「大丈夫かしら?」


「ああ、すまんね・・・」


ん?今の声は明らかにナワエ先輩じゃないような・・・


振り返るとそこにはうわさどおりに真っ黒なローブをまとい、フードをかぶって顔が見えない『奴』がいた。


「き、きききき、キミは・・・・」


思わず声が裏返ってしまう。だって・・・その『奴』は・・・


最後までいえなかった僕の変わりにその盗人は自己紹介した。













「はじめまして、わたしの名前は怪盗シルフだ」







タ「こんにちわ、友達がアメリカにホームステイすると聞いてうらやましがっているタクミンです^^」

ア「んで?冒頭のあれはなんなん?」

ク「ああ、あれな・・・実はこの前ウオーズさんの「僕の隣の座席はドラゴンです」に出させてもらったんだけどさ・・・」

ア「よかったやないか^^自分も御呼ばれしたかったわ~」

ク「そこでおれがものすごい変態なんだよ・・・靴下大好き人間・・・」

ア「え?そうやないの?」

ク「ちげぇよ、ありえないっつーの。ま、とにかくこんなまじめなおれでもおもしろくされてしまった「僕の隣の座席はドラゴンです」をよろしくお願いします」

ア「宣伝はしとくんやね・・・」

タ「なんか全然おれがしゃべってない気がするんですけど・・・(ここくらいしか出てこれないのに・・・)では次回予告です。ついにクロたちの前に現われた怪盗シルフ。その目的とは?お楽しみに!!」

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