XIV アン・ヤシロ×ダニエル=簡単!?
5000PV&1000ユニーク突破!!!
ありがとうございます!!!感激です^^
クルムーンside
クロたちがダンジョンに入ってるそのころ・・・・・・
おや?資料室に誰かいますね・・・
「おや、ミス・ヤシロ。こんなところで何をなされているのです?」
そこにいたのは秘書のアン・ヤシロ先生だった。
「あ、ミスタ・クルムーン。たいした用ではありませんよ」
「それは・・・宝玉に関する資料ですね。宝玉に興味があるのですか?」
「ええ、好きなんですよ、こういうの」
・・・・・・
沈黙の時間が続く・・・
・・・がんばれ私!!!今言わなくていつ言うのです!!!
「あ、あのミス・ヤシロ、もし、よろしかったら、なんですが・・・一緒に昼食はいかがですかな?」
言った・・・言いましたよ!!!
ミス・ヤシロは少し考えた後ににっこりと微笑んで申し出を受けた。
「ええ、よろこんで」
二人は並んで歩き出した。
「ねぇ、ミスタ・クルムーン」
ちょっとくだけた言葉遣いになってミス・ヤシロが話しかけた。
「は、はい?なんでしょう?」
思わず声が裏返ってしまう。
たぶん私は自分の誘いがあっさり受け入れられたから気をよくしているんでしょうか?
「秘密の部屋は入ったことありまして?」
「ええ、ありますとも」
しかし秘密の部屋のことは極秘事項なので言うことはしない。
「わたくし、そういうのにも興味ありますの」
前言撤回。愛は何者にも勝るようです。
私はミス・ヤシロの気をひきたい一心で必死に二年くらい前の記憶をあさる。
「まずですね、秘密の部屋は入り口が無数にあるんです。
で、その中から本当の入り口を見つけるには・・・
このくらいですかね、私がお話しできるのは」
ミス・ヤシロは満足げににっこりと微笑んだ。
「大変興味深いお話でしたわ、ミスタ・クルムーン」
クロside
「はぁはぁはぁ・・・」
おれたちはあれからいくつもの入り口に入っていったがどれも行き止まりだったり、元の場所に戻ってしまったりした。
「それにしてもいろんなマークがあるわね・・・」
「たしかに・・・」
ヒスイが言ってるのは入り口の横に書いてあるマークのことだろう。
□だったり×だったり♪だったり。それに大小バラバラだ。
「・・・・・・!!」
「・・・クロくん・・・」
「ええ、わかってます。おれが取り押さえにいきます」
ビシュンッ!!!
「!!??」
おれは先ほどから隠れてこちらをうかがっていた人物に飛びかかる。
しかしそこにいたのは・・・
「ってダニエル!?」
「お、おどろいたな、クロ・・・・・・」
「誰や?クロくん」
「おれの友達っす。ダニエル、どうしてここに?」
するとダニエルは申し訳なさそうに頭をかきながら言った。
「いやね?クロとヒスイが図書館に入っていったと思ったら急に消えたじゃないか!!!
慌てて追いかけてきたらここに来たわけだよ。
・・・ところでそこの二人は誰かね?」
「あのな・・・」
おれたりはことの一部始終を話した。
「なるほど・・・で、入り口すら見つけられんのだね?」
「うっさいわね!!今探してんのよ!!!」
「うぎゃっ!?」
ダニエルは倒れたまま腕を組んで考え始めた。
約十秒後、ダニエルはひらめいたようにポンッと手をたたいた。
「何だ、簡単じゃないか」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・え!?」
タ「こんにちわ、今日20時くらいにとてもショッキングなことがあったタクミンです・・・」
ク「なんだよ、今日は暗いな」
ア「せやで。タクミンらしくあらへんよ?さ、元気だして!!」
タ「クロ、アレス・・・お前らいい奴だな」
ク「いやいや、当然だぜ?タクミンは作者様だからな」
ア「そやそや(こうやって恩売っとけば出番増えるかもしれへんし^^)」
タ「・・・にしてもクルムーンのやろう、ハゲのくせになんで若い美女秘書と食事できるんだよ・・・むかつくなあのハゲ親父。おれなんか・・・ブツブツ・・・」
ク「お~い、タクミン?もどってきてよ~」
ア「だいたい自分がそんな風に書いたんやろ?」
タ「・・・ブツブツ・・・・・・」
ク「ああ、だめだ戻ってこない」
ア「そういや、クロ。タクミンの前の作品(PCにはあげてないです!!)の感想で友達が「なんか美少女が多かったね。タクミンっぽいよ」なんていわれたんやってwww自分としては美少女いっぱい出てきてほしいんやけどなwww」
ク「(そういえばこの人女好きだっけ・・・)今回はおれが次回予告します。おれたちのいないところでなにやら動きがあったみたいだな。まぁおれとしてはどうでもいいけどな。どっちかっていうと怪盗シルフの方が気になる。っと話戻すか。そしてダニエルの推理した本当の入り口とわ!!!お楽しみに!!」