XIII 図書館×入り口=三人寄れば文殊の知恵
クロside
「おっついたで」
ドアを開けると・・・アレ?なんかデジャヴ?
まぁいいや。
図書館だった。人気が少ない。
「ちょ、ちょうどよかったですね」
「せやな~おっ、あったあった」
アレスさんが一冊の本を指差して言った。
題名は・・・「人はなぜ筋肉にひかれるの○」
・・・なんだそりゃ?別に惹かれねぇ~よ。あと隠す必要ないと思う。
ナワエさんが「人はな(以下略)」を引き抜くと本棚が動いて階段が現れた。
よくこういうのアニメとかで見てたけどどういう仕組みなんだろう?
「図書館にこんなところがあるなんて知らなかったわ・・・」
「せやから秘密の部屋ゆうんやろ?知らんのが普通やよ・・・けぺっ!?」
あっけられた。
「誰が普通なのよ!!!わたしは貴族なのよ!!!」
「けぺっ!!」
どうやらアレスさんはけられると「けぺっ」っていうみたいだ。
階段を降りるといかにもダンジョンらしいところに来た。
でも・・・・・・
「なんなのコレ!!入り口多すぎるわよ!!!」
「そうなんやよ・・・自分らも何回かチャレンジしとるんやけどね。スタートすら切れてへんのよ・・・けぺっ!?」
ヒスイ怒りのドロップキック!!!
女の子がそんなことするのはマジでダメだと思う。
「なんてめんどくさいところにつれてきてくれたのよ!!もう!!」
「ぐはっ!?」
おれまでけられた。やつあたりはよくないぞ!?
「と、とにかく三人寄れば文殊の知恵やで?(まぁ四人やけどw)協力しよ~や」
「三人折ればモ○ンジャの知恵?????」
ヒスイとナワエさんが不思議そうに首をかしげる。
・・・でも今のは問題発言ですよ?
三人折ればって怖えーよ。
モ○ンジャってのはアウトだと思う。
「ギリギリセーフよ、クロ」
「心を読むな」
「んまぁまぁ、話戻そーや。三人寄れば文殊の知恵っちゅうのは特別に頭の良い者でなくても三人集まって相談すれば何か良い知恵が浮かぶものだって意味なんやで」
へぇ~と二人は感心してる。
というかアレスさんって・・・
「やっぱりアレスさんも異世界から来てる人なんですよね。その・・・帰る方法探さなくていいんですか?」
「ん?まぁ自分は元いた世界でも一人やったし、いろんなところをブラブラ歩いとるだけの人生やったからのぉ。特に未練はあらへんのよ」
そっか・・・んじゃその点ではアレスさんはあてに出来ないかもな・・・
「大丈夫やよ。もしクロくんの頼みなら幾らでも聞いてやるさかい安心してや」
アレスさんは幼い子供に言い聞かせるように優しく言った。
というか子供扱いされた。でも・・・・・・
「頼りにしてますアレスさん。とりあえず・・・手当たり次第いきますか」
おれたちは近くにあった×マークのついた入り口に入っていった。
このとき、おれたちはまだ誰一人、忍び寄る影に気づいていなかった・・・
タ「こんにちわ、最近ジャンプ系の漫画にはまっているタクミンです^^今回からコーナーをもうけていきたいと思います!!」
ア「なんや、いきなり・・・コーナーてなんのことや?」
ク「ホラ、よくあるじゃないすか。ラジオで「でわ次のコーナーはこちらです!!」みたいな。そんな感じだと思いますよ」
タ「そう!記念すべき最初のコーナーはヒスイ・エクセラさんの『お悩みなんか蹴ってやるわ』です!!!」
ク「ありがちなコーナーだけど名前はありがちじゃない!?ぐはっ」
ヒ「うっさいわね。なんだっていいでしょ」
ア「うわっ、ヒスイちゃんいつのまに?」
ヒ「今さっききたとこよ。で?最初のお悩みは?」
タ「H.N【異世界の焔くん】おれのちかくにことあるごとに蹴ってくる女の子がいます。女の子なのにドロップキックや回し蹴りをするのはよくないと思うのですがどうすればいいでしょうか?おれの安全のためにもよろしくお願いします・・・・だそうです。ヒスイさん、返答は?」
ヒ「あきらめなさい!!!」
タ&ア「え?」
ヒ「きっと、というかぜったい【異世界の焔くん】が全面的に悪いはずだからあきらめなさい。それでもけられたくないんだったらその女の子を一生敬うことね」
タ&ア「(なんて自己中な答えなんだ・・・)」
ヒ「ところでクロ。ちょっと話があるんだけどいいかしら?」
ク「え?いや、ちょまっ・・・ぐはっ、・・・・・・」
タ「クロかわいそうに・・・・・・それでは次回予告です。クロたちが挑むは入り口無数のダンジョン!!どうやって入り口をみつけるんでしょう?それに忍び寄ってきている影とは?お楽しみに!!