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無の片鱗  作者: 安藤言葉
第Ⅰ章 火の国ベルフレム王国編~異世界の住人~
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Ⅹ 憎悪×武器=覚醒

クロside

憎い。


この子を、父を母を姉を殺したアイツが憎い。


憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い


憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い


憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い


憎いならどうすべきだ?


復讐すべきだ。


復讐とは?


アイツを殺すことだ。


殺すには?


素手じゃダメだ。


武器がいる。


そう、武器が・・・・・・



アレスside

さっきのクロくんの叫びはあまりにも悲痛だった。


感情を爆発させるのが目的だったとはいえ、罪悪感が渦巻く。



そのうちクロくんが立ち上がった。


しかしその目はもう昨日ダニエルたちを助けたときのような正義感はもちろん、


いつもみせる優しさなどは微塵もなかった。


あるのはただ復讐も望む目。


それだけだった。


「死ね・・・」


それだけ言うとクロくんは突然顔面めがけてパンチを繰り出してきた。


「くっ」


バック転でなんとかかわし、距離をとる。


しかしクロくんはなんなく近づき、いつの間にひろったのか大きな石を武器にして構えている。


それを右足狙って投げつけてきた。


「危なっ」


石をかわすために下を一瞬見たのが命取りだった。


クロくんは回し蹴りでワシの右手を蹴り上げ、大鎌【常闇(とこやみ)】を奪い取る。


(なるほど、クロくんは自分の獲物が目当てやったんか・・・)


でも特にあせったりはしない。なぜなら・・・


クロくんがワシめがけて常闇を振り上げたとき、常闇が消えた。


「!!!???」


「クロくん、よく聞いてや。これは自分ら片鱗だけがもってる「魂の欠片(たましいのかけら)」っちゅう武器や。んでもってこれはワシが念じるだけで出したり消したり出来るんやよ・・・」


そういって自分の右手にもう一度常闇を顕現させる。


それを見たクロくんは膝をつき、戦意喪失した・・・



クロside

なんだよそれ・・・


なんなんだよそれ!!!


また復讐できないのかよ・・・・・・


そんなのってねぇよ!!!!!!!



・・・・・・おれにもっと力があれば・・・


力があれば!!!!!!


力がほしい・・・


力が、ほしい。


力を・・・力を・・・


「力をよこせーーー!!!!!!!!」


そういったと同時に体が熱くなっていった。


心臓の鼓動が早くなる。


そして、なぜかはわからないが、口が勝手に開いた。




「来い!!!(ほむら)!!!!!!」


タ「こんにちわ、今所持金が167円しかないタクミンです^^今日のゲストは」

ム「わたしたち天音兄妹です」

龍「タクミンもうすぐテストがあるんだって?」

タ「そーなんだよ・・・だからしばらく更新できないかも・・・」

ム「タクミンさん、予約掲載って知ってますか?」

タ「!!!その手があったか」

龍「忘れていたのか・・・」

タ「まぁね、んじゃ今日がんばるかな・・・それではグダグダのラジオはここら辺にして次回予告です。最後になんか覚醒したクロ。焔とはなんのことでしょうか?お楽しみに」

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