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吾輩、気まぐれ猫神にて。  作者: 葉南子@アンソロ発売中!
吾輩は猫である。

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10/10

吾輩は猫である。


 さてさて。今の話、君はどう思ったかな。

 

 ふむ。

 吾輩にとって、あの日々はただの出来事ではないのだ。

 人の命がどのように灯り、どのように消えていくのか。そのすべてを、目で追い、鼻で確かめ、心で受け取った貴重な時間だった。


 そうだな。君もいつか、どこかで同じような香りに触れる日が来るだろう。

 そのときは、今日の話を思い出してくれればいい。無理に理解する必要はない。

 ただ、そこに在ったものを覚えていてくれれば、それでいいのだ。


 ところで、君。

 そろそろ吾輩の名前は決まった──

 

 ──おっと。

 君が吾輩の名前を思案している間に、どうやら別の誰かが吾輩を呼んでいたらしい。

 決して、君との無駄話に夢中になっていたわけではない。


 とまあ、これでしばしお別れだ。


 いつか君が本当に立ち止まりそうになったとき。

 もしかしたら、吾輩はまたふらりと君の前に現れるかもしれないし、現れないかもしれない。


 だが、もし姿を見せたなら──そのときは、君の『幸福の匂い』をぜひ頂戴するとしよう。


 自由すぎる?

 それは当然だとも。


 なぜなら、吾輩は気まぐれな猫なのだから。


お読みいただきありがとうございました。

いつか、あなたの前にも猫神様が現れますように…。


ブクマ、★をいれていただけると今後の励みになりますのでよろしくお願いします★★★★★

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