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エリシオン·アル·レーヴ  作者: 蜜柑 宵薫
第四章(後編)
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魔王決戦編 後編 -1

 シュヴァールは、その熱狂する緊張に目を奪われ、冷や汗を頬に垂らす。

 そして、天地で激しく交錯する光と闇は、亀裂と歪みによる空間破壊を繰り返し、絶え間なく衝撃波を生み出す。その渦中で、白と黒の相反する二人は互いの決然とした瞳を交わす。 


「神聖光魔法、ケラウノス」


「神滅魔法、ミストルティン」


 振り下ろされる純白に輝く剣と振り上げられる純黒に沈む剣は、力強く衝突し、裂空の残像を置き去りに、光は闇を照らし、闇は光を閉ざす。そして、互いに譲らず、隙のない鍔迫(つばぜ)り合いが続く。

 そのとき、シュヴァールは空を見上げ、息を整える。


「まだ、私にもできることはある。真聖時間魔法、クロノス·エデン」


 視界の先、上空で光の道を阻む闇の塊を、別次元の空間に飛ばした。

 それにより、数多に降り注ぐ光がバリエンテに襲いかかる。

 ふと頭上を照らす光を見上げたバリエンテは、遠くに立つシュヴァールを睨みつける。


「シュヴァール、貴様…洒落(しゃら)臭い小細工を」


 その一瞬の隙に、静かで(よど)みない息を吐くレギルは、力強く踏み込み、切っ先をバリエンテの心臓に向けて突き刺す。さらに、光線が雷雨のように、バリエンテに降り落ちる。


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