AIを利用した短編制作の一例
アイディアはあるけど長編で使えないかも……せや!
AIに書かせたろ。という実験です。
材料:ちょっとしたアイディア
用意するもの:Co-pilotのノートブック
今回は「サクマ式ドロップみたいな缶から色々な味の飴が出る。舐めると色々なチート能力が得られる。ハッカはハズレなので無能力になる」という、ご家庭の冷蔵庫にありそうな、ちょっとしたアイディアです。
1.指示書をつくる
相手はAIなので多少の失礼な物言いでも話をきいてくれます(うんうん)
が、丁寧な言葉使いを心がけました。良い音楽を聴かせて醸造したり、感謝の言葉をかけつづけると結晶が綺麗になるというアレです。
~指示書に書いたこと~
異世界ファンタジーです
主人公は転生します 神に与えられた能力はランダムドロップスという飴の入った缶です
この缶の中には様々な種類の飴が入っています 味ごとに力が上がったり魔力があがったり特別なスキルが使えます
飴をかみ砕くことはできません 舐めきるまで効果が持続します 舐めきらないと次のキャンディーは缶から出てきません
この能力でチートしまくり大活躍した主人公
ついに魔王との戦いに挑みます 楽勝と思って嘗めたプレイをしてしまうのですが最後の最後でハズレの味のハッカを引き当てて無能力者になっってしまいました 主人公は魔王に倒されてしまうのでした
飴だけに舐めてかかってはいけないというオチで小説を書いてください
「。」とか使わないのは、最近の若者が「。」恐怖症(そこでコミュニケーションが終わってしまって冷たい印象を与える感)があるからです。
嘘です。面倒だし適当でもAIは賢いから大丈夫(特大フラグ)。
2.出てきた文章の確認 (552文字)
異世界に転生した主人公、カイ。彼の手には神から授けられた特別な能力があった。それは「ランダムドロップス」という名の飴の入った缶だ。
この缶には様々な種類の飴が詰まっており、その一つ一つが特別な力を秘めていた。飴の味によって力が上がったり、魔力が増したり、時には特別なスキルが使えるようになる。ただし、飴をかみ砕くことはできず、舐めきるまでその効果が持続する。そして舐めきらないと次の飴は缶から出てこない。
カイはこの能力を駆使して、異世界で大活躍。彼の活躍は次第に評判となり、多くの人々が彼を頼りにするようになった。そしてついに、彼は魔王との戦いに挑む日が来た
「楽勝だろう」とカイは思っていた。彼の自信は、これまでの戦いで得た数々の勝利と、手元にある飴の力によるものだった。しかし、最後の最後で彼が缶から引き当てたのは、ハズレの味のハッカだった。
力も魔力も特別なスキルも何もかもが失われ、カイは無能力者と化した。そして、彼は魔王に倒されてしまった。
「飴だけに舐めてかかってはいけない」。それがカイの物語の結末だった。彼の敗北は、自分の力を過信し、敵を侮ってしまった結果だった。しかし、彼の物語はここで終わりではない。カイは新たな冒険を始めることを決意した。次こそは、自分の力を正しく使い、魔王を倒すために。
以上ここまで。
おいいいいいい! オチ弱いね☆ 描写も少ないね! なんか足りない気がするね!
3.俺ならこうする (552文字→2488文字)
まず短編なので、主人公を森の中にポンッと出してしまった方が良いと考え、転生者→転移者にしました。転生だと既存の人物の意識をハックしたり、赤ちゃんスタートしてられないですしおすし。
ドロップごとの味で能力色々あるんだけど! そこ! AI君さ、もうちょっと作ってよ!
しゃーない、自分でやるか。筋力とか魔法とかね。あとまあ、色んな味が出てくる方がそれっぽいからネタ枠も適当に……っと。
あとはハッカで能力を無くすというギミックを逆手にとって、主人公敗北→なんやかんやあってRTA走者ばりに乱数調整できた(ここは結構無理矢理)→複数あったスキルから盗賊スキルのステルス能力でスネーク→魔王討伐にハッカ利用。
と、オチまで足して、アイディアを思いついてからだいたい30分くらいでアップロードまで完了しました。
大切なことは「俺ならこうする!」という気持ちです。
こちらがその成果物となります。合わせてご覧くださいませ。
飴の勇者のアメイジング!
https://ncode.syosetu.com/n2098iz/
以上、誰でも簡単にできるかもしれない「AIを利用した短編制作の一例」でした。
読了ありがとうございました~!