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10.初めての依頼

冒険者登録の全ての工程を終了したカイ、魔力無限、全属性スキルという規格外のスキルを手に入れたのだった。



「スキルでなんでも作れるってもう困ることないじゃん!羨ましいんだけど!」


「ルナ、一旦落ち着こう?今からカイと冒険に行くんでしょ?初期ステイタスが高くても初心者なんだからちゃんと戦いかたとか教えてあげないとダメなんだよ?できる?」


「できるよ!!剣の扱いはプロレベルなんだよ??」


「じゃあ魔法はどうするの?」


「私魔法ダメダメなんだよ!知ってるでしょ?だからそこはアヤよろしく!じゃあ行ってくるね〜〜って、カイ何してんの!!!」


「こ、こ、これはそのあれだよ、そう!急になんか出てきたんだよ!」


アヤとルナが会話をしている時、カイはスキルを試そうと思い昔集めていた漫画のメインヒロインのフィギュアを生成していたのだ。


「あははははは、なんかお似合いだね!まあお二人さんいってらっしゃい。無茶はしないでね。ってカイまって!そのスキルで武器を作れるんじゃない?」


「確かに!やってみるよ!集中………って本当にできたよ!!」


「カイちょっと見せて〜ってすごいよこれ、精度が高すぎるよ。私の使ってる剣よりいい物かも!そうだ良かったら私のも作って!!ってこんな事してる場合じゃないね、さあ行こう!」


ルナが剣の精度を確認したところ、自分の使っている武器と同じレベル対の武器だったそうだ。


「じゃあ2人に依頼任務を与えよう!バルーンウルフを討伐してきて!報酬は1体につき銅金貨2枚かな〜頑張ってね!」


「わかったよ〜じゃあ行ってくるね〜」


その後カイとルナ依頼達成のため街を出たのだった。

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