私のハッピーエンド理論
皆は、「ハッピーエンド」って言って何を思い浮かべる?
主人公がヒロインと結ばれること?戦争に勝つこと?悪い奴を倒すこと?まぁ、どれも「ハッピーエンド」になりえるよね。
でも、考えてみてほしい。それは本当に「ハッピーエンド」?
だって、それって「主人公側」にとってのハッピーエンドじゃん。「悪役側」にとっては「バッドエンド」だよ。
確かにね、生まれた瞬間から悪い心をもって来たのなら、「因果応報」ってやつかもしれない。でもきっと悪役にも何か理由があって、道を違えてしまったのかもしれない。そうなった時って、本当に「ハッピーエンド」なんて言えるのかな?
私はそう思わない。生まれた時から悪魔が心に住んでいて、人々に害なす存在であったならいざ知らず、そうじゃなかった悪役だってたくさんいるハズなんだ。そういう人達だって、幸せになりたいって思うハズ。
結局、真の「ハッピーエンド」なんてこの世に存在しないんだよ。だって誰かが幸せなら、誰かが不幸になっているから。本当のハッピーエンドは悪役も含めて皆が幸せになること。だけどそれは出来ない。だって、人間ってどうしても誰かの不幸の上に幸せがあるから。それは変えられない事実なんだ。私はそれを悪いとは言わないし、むしろ人間だから仕方ないって思う。
だからこそ、私はこう言うんだ。
「これは、私にとってのハッピーエンドなんだ」って。
皆さんにとっての「ハッピーエンド」って何ですか?
ぜひ意見をください。今後の小説を書く上で参考にしていきたいと思います。