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59話、4 サラ

59話


4 サラ


亜空間に閉じ込められた、真っ暗で足元はあるが


それ以外は無い状態だ


そこに、俺とアリスとララとジブリールとレナー


ドとレベッカがいた


レナードは俺の技を受けて右腕右足を切断されて


いた、レベッカはレナードの近くで泣いている


「レナード大丈夫?今回復魔法をかけるね、私の


魔力では欠損は治せないけど、出血を止める事は


出来るから」


レベッカはレナードを治していた


俺とアリスとララとジブリールはそれを見てい


た、俺がアリスに聞く


「ねぇ、アリスここから出る方法ある?アリスな


ら分かるんじゃあ無いの?」


アリスは悩みながら


「方法はあるにはあるんですが、難しいですね」


俺がアリスに聞く、ララとジブリールが興味深く


聞いていた


「どんな方法なの?アリスが難しいなんて言うっ


て事は、相当な事なの?」


「姉さん、そうですね亜空間に穴を開ける必要が


あります、光の羽を一ヶ所に集めて亜空間に穴を


開ける必要があります」


ジブリールが簡単に言う


「そんな事?それだったら楽勝じゃあない!3人


もいればできるでしょう?」


アリスが悩みながら、俺を見て


「うーん?姉さんも必要かも?姉さん羽を使って


くれますか?」


「えっ、私も神になるの?でも、私が神になるの


はおこがましいくない?」


「姉さん、私、姉さんに謝らないといけません、


実は光の羽を出せる人は神だと言ったのは嘘なん


です、姉さんの思考を読む為に使った能力が邪魔


してあの頭痛を起こしていたんだ、本当にゴメ


ン」


「そ、そんなんだ、いいよアリスの事私好きだも


ん許すよ、だから能力を解いて早くここから出よ


う?」


俺はアリスに抱きつく、アリスは泣きながら謝る


「ゴメン、ゴメンね、姉さん、グス」


「いいよ、そんなに泣かないで、ね!」


俺はアリスにキスして舌を入れる、少しアリスが


落ち着いてきたので辞める


「姉さん」


「うん、これで仲直りだね、って、ララなにをす


るの?」


ララが俺に抱きついてキスをしてくる


「アリスだけズルイ!僕もお姉さんに嘘ついてお


姉さんに迫ったから、謝らないといけないんだけ


ど、あんなにイチャイチャを見せられたら我慢出


来ないよ」


「もう、仕方がないな」


俺はララとアリスにイチャイチャしてあげる、そ


れをジブリールが頭を抱えて見ていた


「そういうのは、誰も居ないとこでやってよ!恥


ずかしいな」


俺達が少しイチャイチャして、そろそろ出ようと


いう話になった


俺はレナードとレベッカのとこにむかう


レベッカがレナードを膝枕をしていた


「私達ここから出るけど、貴方達はどうする?こ


こに残る?それともあっちに戻る」


「私は戻りたいけど、レナードが…」


「だよね、レナード貴方どうする?なんであんな


事したの?」


「お前達、魔族が世界を支配すれば、思いつきで


人間は滅びる、人間なんてなんとも思っていない


だろうお前らは」


「ジブリールはそうだろうけど、私とララとアリ


スはその気がないよ、世界を支配するなんて、面


倒いし私達は貴方達に譲るよ、ジブリールはどう


する?」


「はぁー、面倒いわ、今回ので裏切られたし私も


パスかな?アリス貴方、魔族化の薬持っているん


でしょう?」


「うん持ってるよ!アニーに使ったから後29本あ


るよ!使う?」


「ええ、才能のある子にじゃんじゃん使って魔族


を増やして、どこかで隠れて村や町を作ってすご


すのも悪くないわね」


ジブリールも私は意見に賛成する、さらに俺が提


案する


「うん、私もそれ考えていたんだ!自分らで楽園


を作って、人間とは別に生活すればいいんだよ、


他のとこは人間が勝手に支配すればいいんだよ、


いちいち私達魔族が出しゃ張らなくてもいいんじ


ゃないかな?」


ジブリールが悩みながら


「そうね、そうかもね、私が考えすぎていたかも


ね」


「話は決まったか!じゃあ帰ろうよ!僕こんな空


間早く出たい」


俺はナノマシンを起動して光の羽を出す、今回は


頭が痛くない、アリスが能力を解いてくれたから


だろう、アリスとララとジブリールが光の羽を起


動させ一ヶ所に収束させ穴を開ける


「レナードとレベッカ先に行きなさい、私達もす


ぐに行くから」


「はい、ありがとうございます、この恩は一生忘


れません」


2人が出て行く、そして私達4人は穴に入る目を開


けると外にいた


俺達は後片付けなどをレナード達に押し付けて、


離れる事した


とりあえず私達は表舞台から消えれば、問題はな


くなるだろう、私達の寿命は500年あるのだ、い


ずれレナードも死ぬ、彼等人間の記憶からも私達


は記憶から薄れていく、私達はナノマシンに適応


能力が高い子供に薬を投与して、仲間を増やし


て、そこでまた、子供を産んで増えていけばいい


のだ



皇帝と戦いがあって、40年後…


俺達は小さな村を作っていた、周りにアリスとジ


ブリールが研究して作った、光の壁で囲われてい


るジブリールは生物学専門らしく、植物関係の研


究を最近している、食料を大量に生産できる作物


を生産しているのだ


村人もかなり増えた、もちろん全員魔族だジブリ


ールとアリスが作った魔族になれそうな人間を探


す機械が凄くて、今や魔族の数は500人を超えて


いる


俺が夕日を見ながら黄昏ていると


「姉さん見っけ!もう、あんまり心配させないで


下さい!ほら、手を繋ぎましょう」


「そうですよ、お姉さん!お腹が大っきいから転


倒したら大変ですよ」


「ハハハ、ゴメン、ゴメン、そんなに大事にしな


くても大丈夫だよ?ちゃんと下を見ながら歩いて


いるから」


俺は妊娠していた…父親はいない、いるとしたら


アリスだった、アリスが最近研究して女の子同士


でも妊娠できるように、実験しまくったのだ、私


は5回目の成功例だ、アリスの遺伝子を私の卵子


に体外受精させ受精した卵子私に戻して妊娠し


た、後2カ月もすれば産まれる予定だ、しかも来


年はララの子供を妊娠予定だった


(中身は男なんだけど、お腹に赤ちゃんがいるのは


幸せを感じるね、これが母性本能かな?)


「ねぇ、アリス、ララ2人とも愛してるよ子供共


によろしくね」


「お姉さん!僕も愛してる、来年は僕の子供も産


んでもらうだから、皆んな仲良く幸せな家庭を築


こう」


「そうですね、姉さん私も姉さんとララと子供と


家族皆んな幸せになりましょう」


3人で笑いながら家に帰る


俺達の日常はこれからも続いていく…

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