56話 1 サラ
56話
1 サラ
俺達は帝都のすぐ側にいた、帝都の城壁のとこに
は人間とは言えない異様な者達が並んでいる
人間と機械を融合して、腕が武器と融合して右腕
が銃と融合しており、左腕が剣と融合していた
(うわ、気持ち悪い)
「あれが、暴走体の眷属か…私達も捕まればああ
なるのかな?」
アリスが少し考えて
「多分、私達魔族は大丈夫だと思う、でも普通の
人間はそうはいかないでしょうし、部下達には注
意させないといけませんね」
俺達の後ろの方では次々と兵士達がジュリアンの
能力で次々と送られてくる
レナードがこちらにやってきた
「今から3時間後に作戦を開始しする、アリスさ
んとサラさんにはそれぞれの部隊を率いて動いて
貰う、ララは自由でいいぞ指示しても言う事聞か
ないだろうし」
「わかった、自由にさせてもらうよ!お姉さんと
一緒に行動しようかな?」
「こちらも了解よ!姉さんとは別行動になるかも
ね」
「うん、わかった、アリスも気をつけてね」
俺達はそれぞれ別れた
俺は自分の部下達と一緒行動した
「いい皆んな、目的は民間人の救出だけど、貴方
達も家族や恋人とかいるでしょう?だから、自分
の命を大事にしなさい、まずは生き延びるのが先
決よ」
「「はい!」」
しばらくして無線が入る
「作戦開始!作戦開始!」
「全軍進め!私達の部隊は民間人の救出が目的よ
進め!」
私達が前進すると、暴走体の眷属達が隊列を組み
ながら前進してくる
「いい!ララが光の羽で守ってくれるので安心し
て銃を撃ちなさい、私が突っ込んで陣形を崩しま
す!」
「「おお!」」
「ララお願い、ゴメンね苦労かけて」
「いいよ、お姉さんの頼みなら」
俺は刀を二刀流にして敵陣に突っ込んでいく、ラ
ラも光の羽を兵士達の体に纏わせ、兵士達を守り
ながら、ハンマーで暴走体を潰していく
「ララハンマー喰らえ!」
暴走体が射撃を開始する
[ダン!ダン!ダン!ダン!]
俺の部隊の兵達がララの光の羽に守ってもらいな
がら撃つ
「撃て!撃ちまくれ!」
[ダン!ダン!ダン!ダン!]
暴走体の眷属達が声も上げずに絶命していく
俺の斬撃でで帝都の城壁を切り裂き、大きな穴を
開ける、しかし、そこには無数の暴走体の眷属達
がそこかしこにいた
(うわっ!群れすぎ!気持ち悪い!)
俺は刀を使い、次々と斬り裂いていく、暴走体を
次々とバラバラにしていく
ララもハンマーを振り回して次々と砕いていく!
「お姉さん!じゃんじゃん行こう!勝てるよ!」
「すげー!隊長についていけば勝てるぞ!」
「ハハ、楽勝じゃないか!いけるぞ!」
俺は部下達と一緒に次々と暴走体は殺していくて
いく
「そろそろ、目標の建物だ、民間人の救出をする
ぞ、いくぞ!」
「「はい!」」
俺は刀を振るい、民間人が問われている施設の扉
を切る、そこには拘束されている民間人がいた、
俺は兵士達と一緒に拘束を斬ったり、銃撃で拘束
を壊す
「よし、半数は民間人連れて来た道を帰れ!いい
か、民間人を守るんだよ、彼等は貴方達の守りが
ないとすぐに死んでしまうから」
「はい!」
「無線機を貸して、報告するよ」
兵士から無線機を借りて、無線機を使う
「こちら、サラ隊民間人の救出中です!後30分ぐ
らいかかりそうです」
「了解だ、こちらレナード隊こちらも民間人を見
つけたが、もう人の形を成していない皇帝暗殺部
隊と合流する」
民間人を逃していると、目の前にギルがいた
「あ、アンタ、まだ生きていたの?」
「いや、死んでるぜサラちゃん、お前を犯したく
て生き返ったんだよ!」
「アンタ、どんだけ私が好きなのよ!この変
態!」
「ハハハ!相手してくれよ!股を開いてくれれば
いいからよ」
「うざいんだよ!桜花流、1の太刀!」
[ズバン!]
ギルを真っ二つにして殺した
(弱い、最後のギルの劣化版?となるとコピーか
な?)
「ギャハハ!俺達はまだまだいるぜ!お前を犯し
たくてここにいるんだ、俺達で回してやるよ」
ギルが大量に現れた、15人ぐらいいる
「お、お姉さんコレやばくない?」
ララがドン引きしていた
「アンタ、1人でも嫌なのに、こんなにいるの?
気持ち悪い吐き気がするわ」
俺は兵士の1人に内緒話をする
「私達が奴等の気をひくから、その間に民間人を
逃して、いいチャンスはそんなにないから、頑張
って」
「はい!お任せ下さい!」
俺とララはギルに向かって走る、ギルを斬り裂き
ララはハンマーで潰しながら戦う
その時無線が入り混乱した様子がながれてくる
「こちらレナード隊、ギルが次々と現れて対処し
ているが、時間がかかる糞!数が多い!他の部隊
と合流する」
「こちらはアーリントン隊とオズワルド隊だ既に
合流して共闘しているが、既に厳しい状況だ皇帝
のとこにはいけそうもない」
(マズイな、皇帝は俺とアリスとララとジブリール
の部隊だけでやらないといけなくなった)
「こちらサラ隊!民間人の救出成功!アリス隊に
合流するよ、ギルは何体も出てきたけど、劣化版
だから楽勝だね、無限再生がないぶんかなり楽だ
よ」
俺達はギルを殺しながら進む
アリスの部隊が陣地を守りながら戦っていた
「ゴメン遅くなったよ、ギルがしつこくてね?死
んでもまた出てくるなんて、執念を感じるよ」
アリスが微笑みながら
「確かにね!ヤダヤダ男はこれだから嫌なんだ
よ」
「確かに、ギルは僕も嫌いだから、ハンマーでか
なり潰してやったよ!久々にスッキリしたよ」
私達は3人で談笑する、ジブリールの合流を待っ
ているのだ、彼女が揃えば皇帝を殺しに行くのだ