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52話、2 アリス

52話


2 アリス


姉さんはオズワルドと剣の鍛錬をしていた、私は


暇なので、レナードにお願いしてアニーの部屋を


用意してもらってそこで、亜空間からアニーを出


して遊んでいた


「ご主人さま?どうかしましたか?表情が暗いで


すが…悩みがあるなら聞きますよ」


私はアニーの頭を撫でる


「うーん?大丈夫だよ、姉さんを独り占めできな


くて凹んでいるだけだから、私にもっと力があれ


ばララを倒せるのに」


凹んでいる私にアニーが抱きついてきて、私の胸


を揉みながらキスをしてきた、私は抵抗する気が


起きなくて受け入れる


「確かにご主人さまいつものご主人さまじゃ無い


ですね、いつもなら私に「何すんのよ!玩具の分


際で!」とか言って踏みつけたりするのに…」


「いつもの私、そんな事してたっけ?まあいいけ


ど、はぁー、悔しいなララのハンマーが強すぎて


勝てないや」


アニーは少し悩み口を開く


「今負けても命があるだけ、マシじゃ無いです


か?次は勝てばいいんですよ!アリスさまは今生


きていますから、勝てる方法を模索すればいいん


ですよ!」


「そ、そうだね!確かにアニーの言う通りかも?


ありがとう目が覚めたよ、おいで、可愛がってあ


げる」


「はい!ご主人さま!」


私はアニーとイチャイチャして遊ぶ


しばらくして、アニーはぐったりしてベッドで寝


ている、私は部屋から静かに出る


部屋に戻ろうとして廊下を歩くすると、姉さんと


レナードとレベッカが3人で話し込んでいた


レベッカが姉さんと馴れ馴れしく話しかけている


「訓練ですか?そんなに強いのにする必要がある


のですか?」


「あっ、レナードさん、レベッカさんあんまり体


を動かさないと訛ってしまうので、それに部屋に


いると2人にいろいろされてしまうので、運動で


きるチャンスがあれば積極的にしないと」


「た、大変ですね、あの2人相手だと体力が続か


ないのでは?」


「そうなんですよ!確かにいろいろされるのはい


いのですが、部屋にいると際限なくされるの


で…」


俺とレベッカの話しを聞いていたレナードが口を


開く


「貴方はかなりまともな人みたいですね、貴方の


部隊の隊員達が貴方に忠誠を誓った話しを聞きま


した、貴方にはカリスマ性があるみたいですね」


「いえいえ、私は前世でも人の上に立つ様な仕事


はした事無いですし、カリスマ性なんて無いです


よ、むしろ神である、アリスやララにあるんじゃ


ないですか?」


「神ですか?あの2人が?そんな話し初めて聞き


ましたが」


(あっ、マズイ!姉さんに嘘ついたのがバレる!)


「前に私が光の羽を起動しようとしたのですが、


その時に門を開きそうになりまして、結局私は頭


痛が酷くて開けれなかったのです、門を開けて光


の羽を起動できるものが神だと、アリスに教えて


貰ったのですが帝国に伝わってないのですか?」


私は殺気を込めて、レナードとレベッカを見る!


レナードとレベッカは私に気づいて焦る


「そ、そうなのですか!それは初めて知りました


よ、ハハハ!」


レベッカが焦った様子で


「そうですね、じゃあ私達は用があるので行きま


すね」


「あっ、そうですか、じゃあ私はこちらなので」


姉さんはレナード達と別れて部屋に戻る


(レナード、少し懲らしめるか!話を合わせろって


言ったのにこれだもの)


私はレナードとレベッカのとこにいく


「こ、これは、アリスさん!どうなされたの


で?」


レナードが焦りながら言ってきた


「ちゃんと話を合わせてよ、姉さんに嘘をついた


のバレるじゃあない!姉さんの記憶をいじるのも


楽じゃないんだよ」


レベッカが真面目な顔で


「アリスさん、サラさんに嘘つかなくてもいいん


じゃないですか?彼女は賢いですよ、いつか気づ


く可能性が高いと思いますが?」


「うっ、確かにね、でもその都度に記憶をいじれ


ばいいんじゃないかな?姉さんは私が管理しない


とダメなんだよ」


私が反論すると、レベッカがさらに反論してきた


「そういう嘘を含めて彼女は貴方を愛してくれま


すよ、そういう性格だと思いますよ」


「う、うるさいな、そんな事私が1番わかってい


るだけど怖いんだよ」


私は逃げるように部屋に戻る


「ただいま!姉さん見っけ!探したよ」


私が姉さん抱きつく


「あっ、アリスどこ行っていたの?」


「少し、レナードと話がありまして、話し合いを


してきました」


「そうなんだ?何を話ししたの?」


「それは秘密です!それより姉さん甘えてもいい


ですか?」


(レベッカの意見は私の心に刺さった、確かに姉さ


んは私の嘘も、「仕方ないなー!今回だけだ


よ?」とか、言いながら許してくれそうだ、私は


もっと姉さんを信じるべきなのかもしれない)


「うん、いいよ!おいでアリス、ララもね」


「さすがお姉さん!わかっていますね」


「姉さん今日は凄く甘えたい気持ちなので、寝か


せませよ?」


「イヤイヤ、夜は寝ようよ!明日、帝都奪還作戦


の作戦開始日だよ」


私達はその日夜遅くまでイチャイチャして寝た


次の日の昼頃に砦の中庭に集まる


ジュリアンの能力で帝都の近くまで転移するのだ


レナードが前に来て


「では、作戦開始!ジュリアン頼む!」


「はっ!」


目の前の何も無い空間に穴が空いて、そこに兵士


達が入っていく


私は姉さんに話しかける


「姉さん行こうか?」


姉さんは部下達を鼓舞する


「うん、行こう、私達から入る!君達は後に続い


てくれ、帝都を奪還して民間人を救助する!皆ん


ないくぞ!」


「「はっ!」」


空間の穴に入るとそこは見た事無い都市が広がっ


ていた


「ここが帝都か……大きいな!」


姉さんが驚いていると、ララが姉さんに抱きつい



「お姉さん、無茶はダメだぞ!自分の命を最優先


にしないと怒るからね!」


姉さんはララの頭を撫でながら


「わかってるよ、ララもアリスも安心してよ、全


員で必ず帰ろう!」


「うん、姉さん約束だよ」


「また、お姉さんと夜にイチャイチャするんだか


ら、やるぞ!」






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