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51話、1 アリス

51話


1 アリス


私達はレベッカに案内された、部屋にいた


「さてと、ララも寝てるし、私も軽く昼寝でもす


るかな?姉さん昼寝しようここに寝て」


私はベッドをポンポン叩く、姉さんはララを抱っ


こしながら近づいてくる、ララを寝かせて隣に寝


転ぶ、私は姉さんに抱きついて軽く仮眠を取るこ


とにした


しばらく寝ていると、姉さんが起きたみたいだ


「またか、何処なのここ?あれ?」


姉さんが体を動かそうとしたので、それで私も起


きる


「姉さん、おはよう、よく眠れた?私は爆睡した


よ」


「うん、体が楽になったと思う、頭もスッキリし


てるし、ララもおはよう」


「おはよう、お姉さん、僕今まで生きていた中で


最高の気分だよ」


「クス、なにそれ?ララは可愛いね」


姉さんはララの頭を撫でる、私が姉さんにキスを


する


「僕も、僕も仲間に入れて!」


私がララに譲り、ララが姉さんにキスをした


姉さんはララのキスを受け入れて、舌を絡める姉


さんがキスをやめるとララが嬉しそうに


「へへ、お姉さんとキスしちゃたよ、嬉しいな」


「ねぇ、2人とも、ここは何処?シェルターとか


じゃないよね」


姉さんが質問してきた、なので答える


「ここはミストルティンの基地ですよ、帝国とは


和解して、ミストルティンと協力する事になりま


した、姉さんはミストルティンのアシュレイの部


隊の隊長になります、私はミッチェルの部隊の隊


長になります」


「えっ?帝国と和解したの?しかもミストルティ


ンの隊長?しかも私が殺したアシュレイの部隊の


隊長になるの?マズくないかな」


ララが話に割り込んでくる


「大丈夫だよ、お姉さんは実力があるからそれを


見せれば、すぐに何も言われなくなるから安心し


てよ、ミストルティンは実力主義なとこがあるし


ね」


「それって力を見せて無理矢理なんじゃないか


な?あんまり好きじゃないかも?」


「まあまあ、姉さんそんな事気にしたらダメです


よ、とりあえずなんでそうなったか説明しま


す………」


私は姉さんに説明していく、暴走体の事、帝都が


陥落して民間人が取り残されている事、魔族総出


で対処しないとこの世界が滅びかけてる事、ミス


トルティンのメンバーに魔族が2人いた事、帝都


解放が3日後だという事


「じゃあ、3日後なんてすぐだから、私の部隊の


部下達に挨拶しないといけないね」


「じゃあお姉さん、僕が部隊の場所を教えるよア


リスもついでに教えるよ、面倒くさい事は早めに


終えた方がいいからさ」


姉さんは私の方を見る、私は頷く


「うん、ララお願い、もしなんかあったら対処の


方お願いね」


「うん、任せてよ、こっちだよ!」


私達はララの道案内で隊の詰所につく、ララが隊


員達がゴロゴロしている部屋にドアを思いっきり


開け入る


「注目!君達の新しい隊長を紹介する、アシュレ


イの事は知っているな、彼女はアシュレイを1人


で倒した人だ、実力は問題ない僕が保証する」


俺がララの横に立つ


「初めまして、私はサラと言います、隊長として


皆んなを率いる事になりました、よろしくね」


隊員達が全員で敬礼する


「「はっ!」」


「私の実力を信じられない人も多いと思うし、全


隊長のアシュレイを慕っていた人間も多いと思い


ます、ですが帝都にはまだ民間人が多く取り残さ


れています、彼等を救助するまで私の指示を従っ


て貰いたいのです、お願いします」


俺は隊員達に頭を下げる、すると


「俺達はアンタについていくぜ!帝都に取り残さ


れている民間人を助ける為に、それに、民間人を


助けようとして、頭を下げる隊長は今までいなか


った、アンタの事気に入ったぜ」


「そうだな、アシュレイ隊長は俺達を邪魔者には


して、あんまり俺達は慕っていない、どうせ命を


賭けるのならアンタみたいな人の方が信用でき


る」


「ああ、そうだな、よろしく頼むよ!サラ隊


長!」


「ありがとう、皆んな、3日後帝都奪還作戦があ


るの、その時に皆んな力を貸して欲しい、それま


でに各自準備しておいて欲しいの」


「「はっ!お任せください!」」


私達は待機部屋からでる


「はぁー!緊張したよ、でも皆んな協力してくれ


そうで良かったよ」


「凄いですね、お姉さん、カリスマ性があります


ね、あんなに隊員達がいう事を聞くなんて思いま


せんでした」


「確かに姉さんは人を導くのが向いているのかも


しれませんね、じゃあ次は私の番ですね」


私は新しい部下達に挨拶をする、そしたら舐めら


れた


「誰がお前みたいな奴の言う事を聞くか!女の指


示に従えるか!」


「そうだ、そうだ!帰れ!」


私の部隊の隊員達は反発した、それに私はブチ切


れた


「ふざけるな!雑魚どもが、私に逆らう事を後悔


させてやる」


私が光の羽を起動させ、何人かの隊員達が消滅す



「ひぃ、もう逆らいません!許して」


「ごめんなさい、ごめんなさい!」


最後は私の部隊の隊員達が総出で土下座して忠誠


を誓って待機場所からでる


「アリス、お前カリスマ性なしだな!」


「うるさいですよ!ララ貴方はどうなんですか?


貴方の部下達、ここに来てから見た事ないんです


けど」


「それを言われると辛いな、僕の部下はいないん


だ、初めて挨拶したら馬鹿にされてね、すぐに皆


殺しにしてしまったんだ、レナードからお前には


部下をつけないと言われてね」


「ほら、私と変わらないじゃないですか!だいた


い魔族に人間の部下をつけるのが間違っているで


すよ」


「確かに僕もそう思う!種族が違うのだらか無理


に分かり合うのが難しいだよ」


「ですねー!」


そんな話ししながら、俺達は部屋に戻る





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