表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
45/59

45話、3 アリス

45話


3 アリス


姉さん殺戮モードこれは、普段手加減をしまくっ


ている姉さんの意思をなくして、暴れさせるモー


ドだ


レベッカが全員にイージス盾を展開して、斬撃を


防げるように配置した


アーリントンがドリルを上に構えてジャンプする


「では、いくぞ!ギガドリルインパクト!」


10メートルぐらいのデカさのドリルが落下してく



[キュィーーーー!]


「あのバカ!この状況で大技を撃つバカがいる


か、こっちが逃げ場無くなるだろうが」


オズワルド達が文句を言いながら逃げる


お姉さんは落下地点で刀を構えて


「源流奥義、鬼斬!」


[ドゴッォーー!]


ドリルが地面に触れ土煙が周りが見えなくなるほ


どでる


土煙が晴れるとアーリントンの右腕がなくなって


いた、ドリル事砕かれ切り落とされたのだ


「この、化け物め!」


アーリントンが逃げようとしたら、お姉さんは刀


を振るう、アーリントンの両足が切断されアーリ


ントンが地面で転がせれている


「ぐあーー!」


レベッカがこの結果に驚き


「なっ、私のイージスの盾が切断された?なんで


防げないの?」


レナードが難しい顔をして


「レベッカ、イージスの盾を三枚がけにしてく


れ、あの女の剣には何かの力が纏っている、それ


が盾を切っているのだろう」


確かによく見ると、お姉さんの剣に黒いモヤが纏


っていた


(なんだろう?あれ私もわからないだけど、姉さん


が独自で開発した技かな?)


私は少し冷や汗をかく


(姉さん、変なもん開発してないだろうな?ちょと


怖いな)


オズワルドがララに


「ララ、我はお前と付き合いが長い、やりたくな


いのはわかるが、このままあの女性が黒髪の玩具


で良いわけがない、止めるぞお前も力を貸せ!」


「やるよ!お姉さんを救う!」


ララが右手を空に掲げる、手が光る大きなハンマ


ーが出てくる


オズワルドとララとレナードの3人で同時に攻撃


する


「はぁー!」


「源流二の太刀!」


「ララハンマー!ブースターオン!」


姉さんはレナードの斬撃を躱す、オズワルドの斬


撃を


「桜花流二の太刀!」


姉さんが右腕で技を放つ、剣がオズワルドの剣と


合わさって


[シャオン!]


オズワルドの斬撃が受け流され


[ザン!]


そのままカウンターでオズワルドの脇腹を切り裂


き、両腕を切り落とした


(うん、やっぱり姉さんはレベルが違うね、私みた


いな付け焼き刃だと、あそこまでできないからね)


ララのハンマーがブースターに火が付いた状態で


加速して殴り掛かる


姉さんはオズワルドの腕を切り飛ばして右手が使


えない、左手で


「桜花流二の太刀!」


ララのハンマーを受け流してカウンターを入れよ


うとするが、ララがさらにブースターを加速させ



「ちっ!」


受け流しきれずに姉さんが舌打ちして、躱すララ


のハンマーが地面に接触して爆発する


[ドッゴッオン]


爆発が起き姉さんが爆発から、飛び出すその先は


レベッカがいた


「ちょと!なんでこっちに!」


レベッカがイージスの盾をフル稼動させる!


姉さんが虚ろな目で


「桜花流奥義、神殺し!」


[ヒュッ]


お姉さんがレベッカとすれ違い、そのまま離れる


「えっ!うがぁ、痛い!」


レベッカが全身から切り傷が一斉にでき、出血す


る、レベッカの盾はそのまま展開しているのに盾


にダメージ無しでレベッカにダメージを与えてい



(凄い!あれが奥義か!私も覚えたいな)


「ナニコレ!こんな技があるなんて!」


ララも私と同じように初めて見る技に驚いていた


レナードが焦って、レベッカの元にむかう


「大丈夫か!クソ、もう私とララだけか、どうす


れば」


「ねぇ、レナード、お姉さんを確保できたら僕に


くれない?それが出来るなら、本気出してもいい


よ!」


「ララ、君は本気を出してないのか?わかったあ


の女はお前にやる、好きにするがいい」


「約束だよ、嘘ついたらレベッカを殺すからね」


ララは姉さんの方を見て笑う、姉さんは目が虚ろ


なままララを見ている


「久々だな、コレ出すのいくよ!お姉さん」


ララは光の羽を出す、レナードがびっくりしてい



(な、なんで?私達以外に魔族がいるなんて、あ、


マズイ!羽の能力で人形化が解ける)


「姉さん!その女を殺して!早く!」


姉さんがララに斬りかかる、ララは空を飛びなが


ら躱す、姉さんが頭を抑えながら攻撃していく


ララは姉さんに突っ込んでいく、姉さんの剣がラ


ラの右腕を切り飛ばし、ララが抱きつく、姉さん


がララのお腹に剣を刺す


[ドッ]


ララは光の羽を姉さんとララの周りに展開する


(やられた!姉さんにかけていた、ブレインジャク


が解除された)


「お姉さん目を覚まして!お願いだよ、お姉さ


ん!」


姉さんが頭を抑えながら


「痛!あれ、ララ?」


「良かった、目を覚ましたんだね?本当に良かっ


たよ」


姉さんはすぐに剣をララの腹から抜いて、回復魔


法をかける


「なんで?もしかして私がやったのゴメン、ララ


今治すから」


姉さんは回復魔法をかける、ララの傷が無くなっ


ていく、腕も再生が始まった


「ララ、ゴメンね、私がやったんだよね、本当に


ゴメンね」


「いいよ、お姉さんが元に戻ったなら、僕はそれ


だけでいいよ、本当に良かった!」


姉さんはララを治しながら、抱きしめる


姉さんは自分がやった事を知って、顔を青ざめて


いる


私がすぐに姉さんの所に来て


「姉さん大丈夫?やっぱり頭が痛いの?」


「うん、頭が痛い!でもララが…もしかしてこれ


私がやったの?私、これをやった記憶がないよ」


私は姉さん抱きしめて


「大丈夫だよ!姉さんは私のいう事を聞いていれ


ばいいんだよ、だから今は少し寝ようか!」


「えっ、アリス私まだ戦えるよ、それにララの回


復魔法をまだお…っ…」


姉さんは気を失った、ララが立ち上がり


「なるほど、そうやってお姉さんを自分の物にし


てたわけだ」


「はぁ、失敗しました、私以外に魔族がいるなん


て思いませんでした」


「さてと、じゃあやりますか!お姉さんは僕の物


にします!」


「なっ、姉さんは私の物ですよ!いきなり現れて


私から奪おうなんて許さない!だいたいその傷で


勝てますかね!」


「貴方と僕では、修羅場の数が違います!この傷


はお姉さんがほぼ治してくれました、後は貴方を


潰せば終わりです!」


「はぁ!言ってくれますね!じゃあやりますか!


どちらが姉さんを所有するに相応しいか!」


「「死ね!」」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ