表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
34/59

34話、1 アリス

34話


1 アリス


姉さんと私はバイクで移動していた、アニーは人


形にして亜空間に入れて移動している、こうしな


いと亜空間に入らないのだ、玩具の分散で文句が


多い


「ねぇ、アリス?アニーをバイクに乗せてもいい


んじゃないの?可哀想だよ」


(姉さんがまた、アニーを気にかける姉さんのコレ


はもう癖になってるね、まあ、姉さん元から正義


の人だから仕方がないか)


「姉さん、あの子は私の玩具なんだからモノ扱い


で充分なんですよ!それにパニックにならない様


に人形にして亜空間に入れてあげたんですから、


充分優しいと思いますよ、人扱いしたらダメで


す」


(怖!人をモノ扱い、怖!うん、俺はアリスには絶


対逆らわない様にしよう)


姉さんが怖がっている、少し姉さんを苛めたくな


るが我慢する


私達は小さな村に来た、次の引きこもり場所は辺


境で近くの買い物が出来る場所はここしかないか


らだ、後はかなり遠い場所に町があるくらいだ


この村は名前はヨールトと言う村で、人口は300


人ぐらいだ


俺達はフード付きマントを着て買い物をする、食


料や生活用品などを買っていくここは小さな村な


ので服はあんまり売ってなかった


「うーん?本当は服も欲しかったけど、仕方ない


ね?大きな町まで我慢しようか」


「そうだね、姉さんにいろんな服を着せて女の子


の楽しみ方を教えてあげたかったのに、最近化粧


も自分でやる様になってきたしね」


「うん、アリスに教えてもらったからね、まだぎ


こちないけど、少しずつ自分でやらないと」


買い物を済ませて、2人でぶらぶら歩いていると


目の前の村人が爆発した!


私は姉さんの未来視と脳を常に読んでいるので、


私がデバイスで盾を作って守る


「なんで、自爆なんて!」


姉さんが驚いていると通りの向こう側から、軍服


姿の男が


「へぇ、凄い!本当に防いだよ、やっぱり未来で


も見えてるのかな?」


姉さんは質問していた


「貴方は何者かな?また、ミストルティンのメン


バーかな?」


「あっ、失礼!俺はミストルティンの9番隊隊長


ミッチェルと言います、趣味は人殺し特に若い女


と子供を殺すのが好きです、よろしくね!」


姉さんはウンザリしながら


「はぁー、こんな奴ばっか帝国はこんなのしかい


ないの?」


私も同意する


そこに、ジュリアンが現れて


「あっ、遅かったか!すみませんね、ミストルテ


ィンも昔は性格の良いメンバーがいたのですか、


戦争で戦力を失いまして、今は強さだけでメンバ


ーに入る事が多くて、こんなのがいるんですよ」


「おいおい、ジュリアンさん酷いぜ!いくら俺で


も傷ついちゃうぜ、泣くよ!」


「後、ギルさんも貴方に復讐をしたいと言う事で


連れてきましたよ!」


目の前にギルが現れる


「よう、サラちゃんオメエを犯したくてここまで


きてやったぜ、感謝してほしいな!」


(コイツ、いつも、いつも、犯していいのは私だけ


だぞ!)


「姉さんはギルをお願い!私は新しい奴とジュリ


アンを殺すから!姉さん本気でやらないとだめだ


よ!」


姉さんに釘をさす


「わかった、ギルさん!ちょと離れた場所でやら


ない?ここだと、アリスの邪魔になるし」


「へっ!なんか夜の誘いみたいだな?まあ、いい


か、やってやるぜ!」


姉さんとギルが離れていく、私はニヤつきながら


「さてと、そろそろやりますか?」


私はデバイスを起動する、背中に光の羽が生えて


目の色が変わる


「いきなり本気モードですか?マズイですね」


ジュリアンが焦りながら言う


「じゃあ、俺から行こうかな?さあ行け俺の爆弾


達その女を殺したらお前らの家族は無事に解放し


てやる!」


「「おぉ!やるぞ!家族の為に!」」


村の男達が襲ってきた!


(また、自爆するつもりかな?コレで私を抑えるつ


もりなんだから笑っちゃうね!)


私は笑いながら光の羽を触手の様にして、村人に


次々と触手を刺して、分解して殺していく


「あははは!こんなんで私に勝てるわけが無いじ


ゃ無い!笑えるわ!」


ただ指示通り動く村人が虐殺されていく


「なあ、ジュリアンさん?俺逃げたくなって来た


んだけど?この女、怖いよ!だいたい俺はまとも


な人と戦うと勝てるけどこの女みたいにネジが飛


んでる女は苦手だ」


「確かにここまでやるとは普通は抵抗感があるの


で、しないのですが?この子は普通じゃ無いです


ね?」


目の前の村人が分解されて粉になる!


「ぎゃー!やめて!やめ…」


「なんで、こんな事に?たすけ」


流石にジュリアンも作戦失敗だと思ったらしく


「撤退します!ここから撤退しますよ!」


ジュリアンがデバイスを起動する、私は笑い出す


「あははは、逃げれませんよ!私も同じ能力があ


るので妨害しています!さあ、どうします?」


「起動しない?マズイなここで死んでしまうか


も?」


「ジュリアン!此処は俺に任せな!」


ミッチェルは石を投げてくる!それが光の羽に触


れる前に爆発させる


[ドッカン!ドガ!]


爆発で羽が揺らめく、その隙間をジュリアンの銃


弾が襲ってくる


[ダン!ダン!ダン!]


「やれやれ、無駄な事をそれが私に効くか!誰で


も考えつきそうな事してさ」


私はそれを盾で防いで反撃で光の触手をミッチェ


ル達に伸ばす


ミッチェル達は必死それを躱す、その時姉さんの


思考が流れてくる、私は思わず声にだす


「姉さんダメ!クソ!お前らのせいださっさと死


ね!!」


私の羽がでかくなり村を飲み込む、ミッチェルが


慌てる


「嘘だろ!ヤベェ!」


ミッチェルは爆弾を使って大きな穴を開けそこに


逃げ込もうとしたら


[ドォン!]


ジュリアンが銃でミッチェルの足を撃って動きを


止めジュリアンが穴に入る


[ダン!ダン!]


「ジュリアン、貴様!ぐはぁ、」


「すみませんね、私も死にたくないですし」


私の羽が空を覆いながらゆっくりおりてくる、触


れる物は分解されていく、村の建物や民間人も分


解されていく


「いや、死にたくないよ!」


「助けてくれ、誰か!」


「やめろーーー!」


ミッチェルがこちらを見ていた


「クソー!こんな、こんな所で死ぬなんて、あり


得ないだろ!ギャーー!」


周りが静かになり、ミッチェルが穴を開けた場所


から人が出てきた、ジュリアンだ


「クソ、撤退だ!」


ジュリアンはデバイスを起動して逃げた、片腕と


両足を分解されていた


ヨールト村は大きなクレーターになり、そこに住


んでいた人は全員死んだ


私は姉さんのとこに急いで移動する








評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ