28話、1 アリス
28話
1 アリス
私達は小さな町アーメンに来た、引きこもりに必
要な道具を買いに来た!姉さんは、元男性なの
で、化粧を知らないので私がしてあげた、自分で
言うのもアレだが、姉さんが更に美人になった、
新しい家に着いたら、イチャイチャしよう!
私達は町で次々と店で買い物していく、服屋で姉
さんに似合う服を発見する!
「姉さんこの服どうですか?姉さんに似合ってる
とおもうのですが?」
「あっ!確かに可愛いかも?いいねコレ、買お
う!アリスはコレなんかどう!」
フリフリのついた明らかに似合ってないやつを持
ってきた!
「姉さん!流石にコレは、元男性だからってセン
スがなさすぎです!私もう18ですよ!コレなんか
完全な少女が着る服じゃないですか!恥ずかしで
す!」
私が姉さんに的確にダメだしすると、姉さんは軽
く涙目になる!姉さんの涙目に私は興奮して、襲
いたくなるのを我慢する!
「酷い!アリスにせっかく似合いそうなのに、そ
れを着ていろいろして欲しかったのに!」
(姉さんが私にして欲しい?なにそれ!どんなプレ
イかな?よし買おう!)
「姉さんがそこまで言うなら、仕方がないです
ね、店員さんコレもお願いします!」
私が誘惑に負けて、買ったら姉さんはニマニマし
ている
(これは、恥ずかしい!)
「姉さん隠れ家に着いたらお仕置きですよ!」
私が誤魔化すように言ったら、姉さんが抱きつい
て来た
「うん!楽しみにしてるよ!」
2人で店を出る、町の食堂でご飯を食べる!店員
さんにオススメメニューを頼み食べた、この町は
ジャガイモ料理みたいなものが有名らしい、初め
て食べたので、2人で美味しく食べた、会計を済
ませて店を出る
散策をしていると、人だかりが出来ていたそこに
私達も加わり
「何だろう?なにかのお祭りかな?」
私のデバイスに敵性反応が感知される!すぐに姉
さんに指示をする!
「姉さん!マズイかも!今すぐフードをかぶっ
て!」
姉さんはすぐに反応してフードを被る!人だかり
の奥の店から、女性が壁を壊しながら吹っ飛んで
きた!隣の家の壁に叩きつけられる!
[バギィ!グシャ!]
「がはぁ!う、痛い!」
よく見ると女性は軍服を着ていた!私は姉さんが
助けに行こうと考えていたので、姉さんの手を握
る、姉さんが私を見る私は首を振る
「姉さん!いっちゃダメ!敵の前で目立つ行為は
やめて!」
でも、姉さんは納得がいってないようだ
「でも、可哀想だよ!」
俺達のやりとりを見ていた、おじさんが小声で姉
さんに言って来た
「あんたら他所から来たのかい?なら関わらん方
が賢明だ!最近この町に駐留している軍のお偉い
さんが酷い方でね、あのぐらいは日常茶飯事さ!
あんたらもべっぴんさんだ、早くこの町にから出
た方がいいぞ、お偉いさんは美人を見るとすぐに
犯してくる!酷い子だと殺される事もある!もう
この町で3人の若い子が殺されているんだ!早く
逃げなさい」
この町に来るんじゃなかった!私は軽く後悔した
姉さんが更に質問する!
「そんな!誰もとめないのですか?例えばこの町
全員で出て行けと騒げば何とかなるかもしれない
のに!」
「相手は軍の特殊部隊の隊長だ!1人でこの町の
住民を虐殺するぐらいの力があるから無理だよ!
最初の犠牲になった父親が刃向かったけど、皆ん
なの見てる前で、なぶり殺しされてね誰も逆らわ
なくなったのさ!だから逃げなさい、そうなった
ら誰も助けてはくれないよ!」
(特殊部隊がここに?なんで?ここは国境からもか
なり離れてるし、重要な施設も無いだろうし?あ
っ!俺達が壊した研究施設!もしかして此奴ら俺
達を探してここに!じゃあ犠牲になった人達も俺
達のせいかも!)
姉さんがそんな事を考えていて、私は姉さんの思
考を読んでいるので、マズイと思い姉さんの考え
を否定する
「違うよ、姉さん!私達のせいじゃないよ!奴ら
は女性を犯したり、殺したりはしなくてもいい事
を勝手にやってるだけ!私達関係ないんだよ!」
姉さんは私が思考を読んでいたのをしり、やっぱ
り納得がいってなかった
そこに、壁の穴から男が出てきた
「ほう!アニーまだ生きてたか!普通なら死んで
るぞ、まだ生きてるならちょうどいい、俺の部下
達の玩具にしてやるよ!いい女は俺が食っちまう
から部下にやる女がいなくてな、だいたいお前は
女の癖に生意気なんだよ!平民に何しようが俺様
の自由だろうが!」
肩を抑えたアニーが男は睨みながら、
「違います!我々は帝国軍人です!民を守る組織
であって民に害する組織じゃない!ギル隊長貴方
は間違っています!」
「そうかよ、だが!貴様は力が無い!気持ちだけ
で一体何ができるんだよ!」
ギルがアニーに何度も蹴りを入れる!
[ドガ!ガッ!ゴッ!]
「あぐぅ!あが、やめ、」
「バカな女だ!死ね!死ね!死ね!」
ギルが蹴りをやめる、アニーはもう虫の息だ!ギ
ルが笑いながら
「おい、お前らこの女に回復魔法をかけて好きに
していいぞ!後は適当に俺が任務中に事故で死ん
だ事にするからよ!」
後ろに控えていた、ギルの部下達が様子を伺いな
がらやってくる!
「さすが、隊長!へへ、やっとお楽しみタイム
だ!この間の女も遊びがいがあったけど、お仲間
に手を出すのは久々だぜ!」
「この間のって後から父親が復讐に来たやつだ
ろ?隊長がかなりお楽しみだったやつだろ?バカ
だよな、隊長に逆らうなんてさ!」
「まったくだ!まあ、その分楽しめたけどな!隊
長は女を犯して、ついでに父親をなぶり殺しにで
きたから機嫌よし!俺らは隊長の使用済みの女を
抱ける、この隊に入ってよかったぜ!」
(アニーと言われてる女は、バカだね!後こいつら
はクズだ!見てるだけで吐き気がする殺そう!姉
さんも我慢の限界みたいだし!)
姉さんはフードをとり、私の方を見る!私は姉さ
んの顔を見て
「仕方がないですね!雑魚は私に任せてくださ
い!後周りの被害も気にしなくて大丈夫ですよ!
私が盾を貼りますから!」
「ありがとう!アリス愛してる!」
(姉さんが愛してるって言った!嬉しいな!)
姉さんはすぐにデバイスを起動して、刀でギルに
飛びかかる!
ギルは姉さんがいきなり襲いかかってきたので少
し驚いた風でデバイスを起動して受け止めた!ギ
ルのデバイスはガトリングガンだった!
「おい!おい!おい!なんだこりゃ!ってよく見
れば手配書の女じゃねえか!ハハハ!やっと見つ
けたぜ、この1ヶ月探しまくったんだぜ!写真通
り綺麗じゃねえか、嬲りがいがありそうだ!」
「ゲスが、殺す!」
姉さんが殺気を込めて構える!
(コイツ、マジでクズだな!姉さんが殺しきれなか
ったら私が殺そう!)
私はそう思った!